試合情報
- 2023年2月19日(日) 17:30KO
- ブンデスリーガ 第21節
- ドルトムント 4 - 1 ヘルタ・ベルリン
- 観戦エリア:ゴール裏(NORD TRIBUNE) 1階席 / 中段エリア
スタジアム アクセス
スタジアムへの主な公共交通手段は、地下鉄(Uバーン)または鉄道(Sバーン)です。
ドルトムント中央駅からスタジアム最寄り駅までSバーンで6分、Uバーンだと10分程度です。
試合がない日のUバーンの最寄駅は「Westfalenhallen駅」ですが、試合日は臨時の「stadion駅」がオープンします。
Sバーンの最寄り駅は「Signal-Iduna-Park駅」でUバーン、Sバーンとも下車後スタジアムは目の前です。
試合当日、Uバーンは臨時列車を増便するのでUバーンを利用する人の方が多いようです。
試合終了後は8万人近い観客が退出するので、UバーンもSバーンも相当混雑して乗車までに時間がかかります。
スタジアムから市の中心地や中央駅までは約3km、徒歩でも30~40分程度なので、混雑を避けるのなら徒歩で戻れる距離です。
試合当日は公共交通機関が無料
試合当日、チケット所持者は、
■VRR(ライン・ルール運輸連合):
デッュセルドルフ、デュイスブルク、ドルトムント等の都市を含むエリア
■VRS(ライン・ジーク運輸連合):
ケルン、ボン等の都市を含むエリア
■AVV(アーヘン運輸連合):
アーヘン等の都市を含むエリア
■「Westfalen Tarif(ヴェストファーレン州の運輸連合):
ビーレフェルト、ミュンスター等の都市を含むエリア
の範囲内の公共交通機関を無料で往復乗車できます。
■利用可能な交通機関:
- ドイツ鉄道(DB)の近郊列車(S-Bahn、RE等)※IC、ICE等の高速鉄道や対象列車でも1等席は除きます。
- 地下鉄(U-Bahn)
- 路線バス
- トラム 等
観戦チケットとは別に乗車券が必要
紙の観戦チケットは、チケットがそのまま交通機関の乗車券を兼ねますが、Print@home(PDF)やモバイルチケットの場合は、観戦チケットをそのまま交通機関の乗車券として利用することは出来ません。
チケット購入後に届くメールにコンビチケット(交通機関が無料なる乗車券)発券用のURLが記載されているので、そこにアクセスし、観戦チケットのバーコード番号を入力し、モバイル乗車券を発券する必要があります。
コンビチケットの発券はその場ですぐ出来ますが、購入後に届くメールはドイツ語表記のみで、コンビチケット情報も小さい文字で記載されているので見落とさないよう要注意です。
ジグナル・イドゥナ・パルク
スタジアム周辺
スタジアムがある場所は複合スポーツ公園のような地域で、飲食店や商業施設のようなものは殆ど見かけませんが、試合当日はたくさんの屋台やフードトラックが出店し早くから賑わっています。
手荷物預かり所はホーム・アウェイ別
A4サイズ以上の手荷物は持ち込み禁止ですが、スタジアム場外には手荷物預かり所があります。
ホームチームファン用はスタジアム東側、アウェイチームファン用は北側とそれぞれ用意されてます。
ファンショップは混雑
スタジアムそばの公式ファンショップは規模が大きく充実していますが、早い時間帯から混雑し、この日は入場制限をしていました。
市街地のファンショップ
規模は小さいですが、ドルトムント中心部にも3ヶ所(中央駅前・マルクト広場・Thier Galerieという商業施設)公式ファンショップはあります。
平均観客数 欧州一のスタジアム
収容人数8万人を超える巨大スタジアムですが、立ち見自由席だけで2万人以上なので、キックオフ2時間前でもかなり人が集まっています。
ドイツのスタジアムは入場時のセキュリティチェックが厳格で時間がかかるため早めに到着しておいた方がよいと思います。
黄色い壁を正面にしての観戦
開場と同時にスタジアム入りしてもホーム側ゴール裏はすでに多くの人で埋め尽くされています。
この日の席は、黄色い壁を正面にした北側ゴール裏ヘルタサポーターのすぐ横のエリアです。
ピッチまでの距離は近い
ピッチ四方ともスタンドとの距離は近いですが、ゴール裏は高い金網フェンスがあるので少し高い位置からの方が観戦しやすそうです。
ゴール裏にはネットが張られていますが、観戦時に気になることはありませんでした。
ロングサイド側は前方でも視界を遮るものがないので観戦しやすそうです。
ロングサイド前方のチケットはなかなか入手できないでしょうが、一度このエリアでも観戦してみたいものです。
黄色い壁
ホーム側のゴール裏(黄色い壁)だけで収容人数20,000以上。
選手のウォーミングアップが開始される頃には、ホーム側ゴール裏はほぼ埋まり、黄色い壁が出来上がっています。
2022/23 ブンデスリーガ 第21節
クラブ創立110周年
この日選手が着用していたのはクラブ創設110周年を記念する特別仕様のユニフォーム。
街の歴史の象徴である「石炭と鉄」から着想を得た黒一色でデザインです。
キックオフ直後、一時中断
キックオフと同時にヘルタ側で発煙筒がたかれ、ホワイトアウト状態となったため、しばらく試合が中断となります。
ドイツのスタジアムで発煙筒が上がるのはよくある光景ですが、試合が中断を体験したのは初めてでした。
今季のブンデスリーガは混戦
今節開始前でドルトムント、バイエルン、ウニオンが勝ち点で並び、以下勝ち点5以内にフライブルク、ライプツィヒ、フランクフラントが続く混戦で、優勝争いのためには必ず勝っておきたい試合です。
ドルトムントが優勢に進めるが…
ドルトムント 1 – 0 ヘルタ
⏱ 27分 ⚽ K.アデイェミ(ドルトムント)
ドルトムント 2 – 0 ヘルタ
⏱ 31分 ⚽ D.マレン(ドルトムント)
前半ドルトムントがアデイェミのゴールで先制し、その直後にも再びアデイェミのアシストから連続ゴールで2点差としますが、2点目をアシストしたプレーでアデイェミが負傷し、交代となります。
アデイェミは3試合連続得点中だっただけに残念な交代でした。
スタジアムが揺れる
黄色い壁のサポーターが一斉に飛び上がっているときは、本当にスタジアムが揺れているような感覚がありました。
ゴール裏エリアはセットプレイがじっくり見れるので個人的には好きな観戦エリアです。
スタンドが荒れ始める
ドルトムント 2 – 1 ヘルタ
⏱ 46分 ⚽ L.トゥザール(ヘルタ)
ドルトムント 3 – 1 ヘルタ
⏱ 76分 ⚽ M.ロイス(ドルトムント)
後半開始直後にヘルタは追いつき、ヘルタサポーターのエリアは盛り上がりますが、後半30分にマルコ・ロイスのフリーキックが決まり再び2点差となり敗戦色が濃くなったころからスタンドが荒れ始めます。
ヘルタ側のスタンドからビールの入ったプラカップがホーム側に投げ込まれたのを皮切りに、ファールが起こるたびにビールの投げ合いとなります。
警備員はこれ位のことは制止しようとしないので、しばらくは近くに物が飛んでこないか周囲を気にしながら観戦していました。
ドルトムント 4 – 1 ヘルタ
⏱ 90分 ⚽ J.ブラント(ドルトムント)
終了間際は、相手のちょっとしたファールでもブーイングや物の投げ合いが起きていました。
試合はドルトムンが4-1快勝。公式戦9連勝と好調を維持しています。
試合終了後の黄色い壁のエリアも迫力があり、試合開始前から終了後まで何度でも来てみたいと思わせる雰囲気がありました。
この日は鉄道ストのため、Uバーンが運休していたため、徒歩で市街地の宿泊地まで帰ることになりました。