2022/23 バイエルン・ミュンヘン vs ウニオン・ベルリン【観戦レポ】

目次

試合情報

  • 2023年2月26日(日) 17:30KO 
  • ブンデスリーガ 第22節
  • バイエルン・ミュンヘン 3 - 0 ウニオン・ベルリン
  • 観戦エリア:メインスタンド1階席 / 前方エリア

スタジアム アクセス

【公式HP】:スタジアムへのアクセス

スタジアムへの主な公共交通手段は、地下鉄(Uバーン)で、スタジアム最寄り駅は「Fröttmaning(フレットマニンク)駅」です。

街の中心地「マリエン広場(Marien- platz)駅」からだと乗り換えなしで15分、ミュンヘン中央駅から向かう場合は必ず1回は乗り換えが必要で、乗換時間込みで20~25分です。

スタジアムはフレットマニンク駅から徒歩10分程度です。

スタジアム行きの電車の路線の横には「サッカーボールのアイコン」があるのでこの電車に乗れば間違いありません。

当日の公共交通機関は無料ではない

他のクラブでは、観戦チケットがあれば当日の地元の公共交通機関を無料利用できる場合が多いのですが、

バイエルンの場合、公共交通機関の乗車は無料になりません。

よって乗車券を購入する必要があります。

■ミュンヘン中央駅・市街地 ~ Fröttmaning駅の運賃
・シングルチケット:€3.7
・一日乗車券:€8.8(一日乗車券は翌日のAM6時まで有効)

3回乗車すれば元が取れるので観戦と同日にミュンヘン観光を兼ねるのであれば、一日乗車券がお得です。

シングルチケットで往復する場合は、試合終了後は大変混雑するので帰りのチケットも予め購入しておくことがお勧めです。

試合終了後は多くの観客がUバーンを利用するので、駅まではかなり混雑し、しばらくは密集に耐えないとなりませんが列車の本数も多いので、試合終了1時間後にはミュンヘン中央駅に戻れていました。

乗車券は各駅の販売機で購入できますが、DB(ドイツ鉄道)のアプリで購入するのが簡単でおすすめです。

DB Navigator

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マッチデイ情報

クラブ公式twitterアカウント(@FCBayern)とは別のファンクラブ用公式アカウント(@FCBayern_FB)では、試合日直前にマッチデイ情報(当日の開門時間や持ち込み禁止物等)を発信しています。

持ち込み禁止物

【持ち込み禁止物の一例】:

  • A4サイズ以上のバッグ 
  • 一眼レフカメラ及び三脚 
  • あらゆる液体(飲料) 
  • 自撮り棒
  • 100g以上のモバイルバッテリー 
  • 先が金属の傘 等々

入場時に手荷物検査、ボディチェックがあります。

【公式HP】:持ち込み禁止物

手荷物預かり所

持ち込み禁止物がある場合は入場ゲートの手前の手荷物預かり所で預かってもらえます。(有料:2ユーロ)

【公式HP】:手荷物預かり所

アリアンツ・アレーナ

スタジアム周辺は殺風景

Fröttmaning(フレットマニンク)駅で下車するとスタジアムは目の前に見えますが、徒歩10分程度の距離があり、その間には殆ど何もないのでただひたすらスタジアムを目指すのみです。

入場ゲートでセキュリティチェックを済ませ、スタジアム敷地内に入るとようやく飲食店舗等を見かけるようになります。

公式ファンショップはスタジアム東側

公式ファンショップはスタジアム東(正面向かって右側)のメインスタンド側にあります。

ファンショップの規模と品揃えはビッグクラブに相応しい充実度ですが、収容人数75,000人規模のスタジアムなので、試合当日は相当混雑しており、なかなかレジにたどり着けそうになかったのでここでの買い物は相当並ぶ覚悟が必要です。

市街地のファンショップ

市街地のファンショップ

ミュンヘン市街地にも公式ファンショップは数か所あるので、スタジアムでゆっくり過ごしたい場合は予めこちらで買い物を済ませておいた方がよいと思います。

三層構造の巨大スタジアム

収容人数は約75000人、三層構造のスタジアムです。

2階席・3階席の最大傾斜は34°でかなり勾配はありますが、さすがに3階席はピッチとの距離がありそうなので、出来れば2階席より下での観戦がお勧めです。

ピッチとスタンドの距離は近い

ロングサイドの前方はピッチからも近く、選手目線に近い位置で観戦が出来そうです。

ドイツのスタジアムのゴール裏の高い金網のフェンスが設置されている場合が多いです。

カテゴリー1なら1F席がおすすめ

1階席ロングサイドの端と3階席センター寄りは同じカテゴリー1(赤)ですが、選択出来るのであれば、1階席の端の方が圧倒的にお勧めです。

また、実際にスタジアムに入ってみるとカテゴリー1(赤)、2(橙)の3階席よりカテゴリー3(緑)の2階席の方が観戦しやすいようにも思います。

センター寄りだとピッチ全体を見渡せますが、これだけ大きなスタジアムの3F席だとさすがに距離は感じます。

カテゴリー5(黄)は立ち見自由席ですが、ほとんどシーズンチケットホルダーで占められているので、流通することは殆どありません。

2022/23 ブンデスリーガ 第22節

思わぬ首位決戦

前節終了時点でバイエルンは2位ドルトムント、3位ウニオン・ベルリンと勝ち点で並ぶ大接戦になっており、今節はそのウニオン・ベルリンとの注目の直接対決となりました。

例年ならシーズン終盤はバイエルンの独走傾向にありますが、この3チーム以外にもフライブルク、ライプツィヒ、フランクフルトなどもまだまだ上位を狙える位置にいて、今シーズンのブンデスリーガはいつになく混戦模様です。

19/20シーズンにクラブ史上初トップリーグに昇格したばかりのウニオン・ベルリンがこの時期にこの順位にいるのは正直驚きですが、22/23シーズンにはEL出場権を獲得し、この試合の直前のELプレイオフではアヤックスを破っており、着実に力を付けているチームです。

サディオ・マネが戦線復帰

正GKノイヤーはW杯後の休暇中に骨折し、今シーズン中の復帰が難しくなっていますが、W杯前の怪我で長期離脱をしていたサディオ・マネがこの試合から復帰しました。

ベンチにはサネ、ニャブリ、カンセロ等が控える豪華なスカッドです。

バイエルンのトーマス・ミュラーがこの試合で同クラブでの公式戦通算650試合目の出場を果たしました。

一日中荒れた天候

キックオフ近くに強い雪が降り始め、プレイに多少影響が出そうなくらいピッチに薄く積もりますが、直ぐに止みピッチの状態も回復します。


バイエルン 1 – 0 ウニオン
⏱ 31分 ⚽ E.シュポ=モティング(バイエルン)

バイエルン 2 – 0 ウニオン
⏱ 40分 ⚽ K.コマン(バイエルン)

バイエルン 3 – 0 ウニオン
⏱ 46分 ⚽ J.ムシアラ(バイエルン)


試合前は同じ勝ち点でしたが、この日のウニオン・ベルリンはなかなかボールが持てず、前半はバイエルンが圧倒。

シュポ=モティングのゴールで先制した後にコマン、ムシアラのゴールで前半の内に3-0とリードを広げます。

盛り上がりはあるが殺気立った雰囲気はない

得点が入ったときに、スタジアムDJと観客との掛け合いがあったり、音楽に合わせてスタジアム中でマフラーを振り回したりとアレアンツ・アレーナには誰もが楽しめる雰囲気があります。

後半も大雪

後半開始のタイミングで再び激しい雪が降り始めます。

この日は朝から移り変わりの激しい天候だったので予めヒートテック上下、帽子、マフラー、手袋を身に着けており、雪の降る中の観戦も十分しのげました。

3月上旬の試合ですが、ナイトゲームの観戦には真冬の身支度が必要です。

マネとカンセロは途中出場

マネは途中出場し、この日のゴールはありませんでしたが、混戦のリーグで今後の活躍が期待されます。

この冬にマンチェスター・シティから移籍してきたカンセロも途中出場でした。

出場機会を求めての移籍ですが、なかなかスタメンまでは掴めていません。

バイエルンが一歩抜け出す

試合はそのまま3-0で終了。ウニオンは3強から一歩後退しました。

暗くなるとスタジアムは赤く灯されており、ナイトゲームはこの美しい光景も味わうことができます。

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