2022/23 ボルシアMG vs フライブルク【観戦レポ】

試合情報

  • 2023年3月4日(土) 15:30KO 
  • ブンデスリーガ 第23節
  • ボルシアMG 0 - 0 フライブルク
  • 観戦エリア:バックスタンド1階席 / 中段エリア

スタジアム アクセス

行きは1時間、帰りは1時間半が目安

デュッセルドルフ中央駅からメンヒェングラートバッハ中央駅までは鉄道での移動が一般的で、

快速電車(RE)で25分、Sバーンで35分程度です。

試合当日、メンヒェングラートバッハ中央駅からスタジアムまでノンストップの無料シャトルバスが運行しており、メンヒェングラートバッハ中央駅からスタジアムまではバスで15分程度です。

デュッセルドルフ中央駅からスタジアムまでの往路は接続時間を含め約1時間程度です。

試合終了後もヘンヒェングラートバッハ駅までシャトルバスが運行していますが、乗車までの混雑や渋滞を考慮し、スタジアムからデュッセルドルフ中央駅まで1時間30分程度です。

この日の試合は15:30キックオフで観戦しやすい時間帯でしたが、遅い時間帯の試合を観戦する場合は、メンヒェングラートバッハで宿泊での宿泊も検討した方が良いと思います。

試合当日は公共交通機関が無料

【公式HP】:スタジアムへのアクセス

試合当日、チケット所持者は上記のシャトルバスのほかに、

■VRR(ライン・ルール運輸連合)
デッュセルドルフ、デュイスブルク、ドルトムント等の都市を含むエリア

■AVV(アーヘン運輸連合)
アーヘン等の都市を含むエリア

の範囲内の公共交通機関を無料で往復乗車できます。

ただし、Print@homeのチケットの場合はAVVの交通機関は対象外となるようなので、アーヘン方面から向かう場合は要注意です。

■利用可能な交通機関:

  • ドイツ鉄道(DB)の近郊列車(S-Bahn、RE等) ※IC、ICE等の高速鉄道や対象列車でも1等席は除きます
  • 地下鉄(U-Bahn)
  • 路線バス
  • トラム 等

無料シャトルバス

■乗降車場所
 ・メンヒェングラートバッハ中央駅南側
 ・スタジアム側すぐそば

■運行時間(5分間隔で運行)
 ・往路…キックオフの3時間前から
 ・復路…試合終了から2時間後まで

■運賃
 ・試合のチケットを所持していれば無料

【公式HP】:無料シャトルバス

試合日以外の交通手段

メンヒェングラートバッハ中央駅の北側(シャトルバス乗り場とは駅を挟んで反対側)には市街地や路線バスのターミナルがあります。

スタジアムツアー等で試合日以外にスタジアムを訪問する場合は、中央駅北側から路線バスを利用することになります。

【公式HP】:試合日以外の公共交通手段

ボルシア・パーク

スタジアム周辺

試合がない週末は人気がなさそうなスタジアム周辺ですが、多少の飲食店やスーパーマーケットを見かけました。

スタジアムの外観は武骨であまり特徴的なものはありません。

試合当日はスタジアム前にビアガーデンのような開放的なスペースにフードトラックが多数出店しています。

キックオフ4時間前からオープンしているようで、早い時間帯から大変賑わっていました。

この日は生憎の曇り空でしたが、天気の良い日はとても気持ちよさそうな空間でした。

【公式HP】:ビアガーデン

手荷物預かり所はスタジアム南側

スタジアム南側(バックスタンド側)に手荷物預かり所があります。

持ち込み禁止物を持参してしまた場合は、こちらで預かってもらえます。

一旦預けた荷物の試合中の受け取りは不可。営業時間は試合終了後30分迄です。

【持ち込み禁止物の一例】

  • 画像または音声の記録に使用できるデバイス
  • A4サイズ以上のバッグ
  • ペットボトル、ビン缶飲料
  • 自撮り
  • モバイルバッテリー
  • 傘 等

【公式HP】:スタジアムのルール

公式ファンショップはスタジアム北側

公式ファンショップはスタジアム北側(メインスタンド側)のホテルの1Fと南側に移動販売型の店舗がありました。

市街地のファンショップ

Minto内ファンショップ

ファンショップはメンヒェングラートバッハ中央駅(駅北側でシャトルバス乗り場とは反対方向)近くの商業施設「Minto」の中にも出店しています。

W杯会場ではないW杯基準のスタジアム

2006年ドイツW杯に合わせて2004年に完成した比較的新しいスタジアムで、W杯の会場として立候補しましたが、残念ながら落選しました。

W杯会場基準で建てられた収容人数50,000人を超えるスタジアムなので、その完成度はかなり高く、このレベルのスタジアムでも落選することに驚きを覚えます。

ちょうどいい規模のスタジアム

スタンドカラーがダークグリーンのため、やや暗めな印象ですが、ボックス型の素晴らしいスタジアムです。

1、2階席ともスタンドには適度な斜度があり、大きすぎない規模なので、どこからでも観戦しやすい構造となっています。

5万人規模のスタジアムとしては理想的なスタンドの造りです。

ピッチとスタンドはかなり近い

ピッチとスタンドの距離は近く、素晴らしい観戦環境のスタジアムです。

ゴール裏もピッチからの距離が近く、アウェイ側にはドイツのスタジアムによくある金網フェンスが設置されていないのでとても観戦しやすそうです。

スタンドの外はシンプル

コンコースは吹きさらしになっているので真冬は寒そうです。

飲食店の中にドイツの駅や街中でよく見かけるパンのチェーン店「Kamps」が出店していました。

2022/23 ブンデスリーガ 第23節

日本人選手 所属チーム同士の対戦

試合前の順位はボルシアMG10位、フライブルク5位でCL出場圏内にいるフライブルクとしては、上位から離されないためにも負けられない試合です。

ボルシアMGの板倉選手はW杯直前の2022年9月の怪我を負いましたが、驚異的な回復でW杯に間に合いました。

リーグ戦でも出場した試合は、ほぼフル出場で、加入1年目で欠かせない戦力になっています。

この日も当然スタメンでの出場です。

フライブルク

フライブルクの堂安選手は前節試合中に体調不良で途中交代をしていましたが、今節もメンバー入りし、ベンチスタートで復帰しました。

堂安選手はここまで2得点ですが、全22試合に出場しており、内スタメンは20試合。板倉選手同様、加入1年目からチームに欠かせない存在になっています。

得点王争い

昨年シーズンまでバイエルンに在籍していたレヴァンドフスキが国外リーグに移籍したため、今シーズンは得点王争いも混戦となっています。

日本人対決以外にもボルシアMGのテュラム、フライブルクのビンチェンツォ・グリフォの得点王争いにも注目です。

トップリーグの中心選手

ブンデスリーガ1部に初挑戦の板倉選手ですが、この試合、空中戦では殆ど勝っており、足元の技術は高く、常に冷静なプレイが印象的でした。

ブンデスリーガのトップチームのCBで欠かせない存在になっているのがよく分かるプレイでした。

堂安選手は後半33分からの途中出場。

0-0の均衡を破るため、前線で積極的に動き回っていましたが、シュートを打つ機会はありませんでした。

ブンデスリーガのポテンシャル

メンヒェングラートバッハの人口は25万人。

同じ州にはドルトムント、ケルン、シャルケ等の人気クラブがあるにも関わらず、こんなに素晴らしいスタジアムがあり、そして常に満員になっているというドイツのサッカー人気のポテンシャルを感じる試合でもありました。

スコアレスドロー

内容はほぼ5分の印象で、結果もスコアレスドローでしたが、それでも見所の多い試合でした。

アクセスはやや難ありですが、またここで観戦してみたいと思うスタジアムでした。

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