


サン・セバスチャンへの行き方



本拠地「サン・セバスチャン」はスペイン語での呼称であり、地元のバスク語では「ドノスティア(Donostia)」と呼ばれています。



いずれも正式名称で、「Donostia / San Sebastián」と併記されることもあります。
マドリードから行く場合
マドリードからは、飛行機または鉄道を利用して行くことができます。
飛行機で行く場合
マドリード~サン・セバスチャン間の路線は、スペインのフラッグキャリアである「イベリア航空」が運航しており、同社の公式サイトは日本語にも対応しています。
- 所要時間:1時間
- 運航数:一日2~3便
運賃は購入時期や利用時期によって異なりますが、オフシーズンに早めに予約すれば、片道20ユーロ程度で利用できることもあります。
同じバスク州にあるビルバオ空港の方が運航便数が多く、LCCを含めると1日7~8便が運行しています。そのため、時間帯によってはビルバオ空港経由でサンセバスチャンへ行くほうが便利です。
鉄道で行く場合
「マドリード・チャマルティン駅」からrenfe(スペイン国鉄)の高速列車が運行しています。
- 所要時間:5時間
- 運行数:一日4~6本
運賃は購入時期や利用時期によって異なりますが、早期に予約すれば片道約20ユーロで購入できることがあります。
renfeは往復で予約をすると20%程度の割引があるので、鉄道を利用する場合は往復切符がお得です。
サン・セバスチャン駅は市街地近く
サン・セバスチャン駅は街の中心地に近く、バルが多く集まる旧市街や、繁華街の新市街へも徒歩で行ける距離にあります。
バルセロナから行く場合
バルセロナからは、飛行機または鉄道を利用して行くことができます。
飛行機で行く場合
- 所要時間:1時間
- 運航数:一日2便
バルセロナを拠点とするLCC「Vueling(ブエリング)航空」が運航していますが、運航便数はマドリード便よりも少なくなっています。
バルセロナからもビルバオ空港の方が運航便数が多く、1日5~6便が運航しているため、ビルバオ空港経由で行く方が便利な場合があります。
鉄道で行く場合
- 所要時間:5時間45分
- 運行数:一日2~3本
バルセロナ~サンセバスチャン間の鉄道本数は少なく、一日1~2便です。
バルセロナから行く場合は、ビルバオ空港経由でサンセバスチャンまでバスを利用するのが最も効率的だと思います。
(バルセロナ〜ビルバオ間の飛行機は1日7~8便運航しています)
飛行機や鉄道のほかに、マドリードやバルセロナとサンセバスチャン間では長距離バスも運航していますが、所要時間が7~8時間と長く、運賃も他の交通機関と比べて特別に安いわけではないため、バスを利用するメリットはあまりないと思われます。
ビルバオから行く場合
ヨーロッパの他国からサンセバスチャンへ行く場合、ビルバオ空港を利用するのが便利なことが多く、ビルバオ空港からサンセバスチャンまで直行バスが運行されています。
ビルバオ空港~サン・セバスチャンのバス
ビルバオ空港とサンセバスチャン間はAvanza社(PESA社)のバス(DO04番)が60分に1便運行しています。
(PESA社とAvanza社は経営統合をしており、PESAはAvanzaのネットワークの一部として、バスク地方全域をカバーするバスサービスを提供しています)
- 所要時間:1時間15分(60分に1便運行)
- 運賃:17€
乗車券は空港の券売機、バス乗務員、バス会社の公式サイトから購入することができます。
ビルバオ市内~サン・セバスチャンのバス



ビルバオ市内のバスターミナル「Bilbao Intermodal」からサン・セバスチャンまでは、バスが1時間に2~3本運行されています。
- 所要時間:1時間10~20分(30~60分に1便運行)
バス会社は、avanza社とalsa社の2社が運行しています。
avanza社の方が運行本数が多く、午前中は60分間隔、午後は30分間隔で運行しています。
- avanza社:12.9€
- alsa社:7.75€
運行本数は少ないですが、運賃はalsa社の方がお手頃です。
いずれもオンラインで予約はできますが、運行本数が多いので現地の券売機または窓口で購入しても問題ありません。
サン・セバスチャンのバスステーションは、サン・セバスチャン駅の目の前で、市街地からもすぐの場所にあります。
スタジアム アクセス



本拠地「レアレ・アレーナ」街の中心部から約2~3kmと徒歩圏内にありますが、主な公共交通手段はバスまたは鉄道です。
市内交通はBarikカードがお得



「Barikカード」は主にビルバオ市で利用されている交通系ICカードですが、サン・セバスチャンの公共交通機関でも利用できます。
Barikカードについて



Barikカードの特徴
- 通常運賃に比べ、最大50%の割引
- 料金:デポジット3€+最低チャージ額は5€。追加チャージは5€単位で最大90€。
- 1枚のカードを最大10人まで複数利用可能
- 地下鉄を複数で利用する場合は、改札口で一人がタッチし、次の人に渡しタッチする。
- バスを複数で利用するときは乗車時に人数分タッチ、降車時も同様。
販売場所
「Barik」の看板がある売店(キオスコ・タバコ店)、商業施設、EuskoTren(バスク鉄道)の駅等で購入できます。
(リンク先FAQ内「How and where can you purchase a Barik Card?」で案内)
乗車料金
Barikカード最大のメリットは運賃の割引です。
サン・セバスチャンの市街地からスタジアムまでは、バスまたは鉄道でアクセス可能で、いずれもBarikカードを利用すると割引運賃が適用されます。
市街地(アマラ駅)~スタジアム(アノエタ駅)の運賃
一般運賃 | カード運賃 | Barik|
(D・Bus) | バス1.85 € | 0.49€ |
(EuskoTren) | 鉄道1.80 € | 0.90€ |
(リンク先FAQ内「Where can you use the Barik Card in Bizkaia?」で案内)
バスで行く場合



スタジアムへの最も一般的な交通手段はバスです。
- 所要時間:10~15分(新市街~スタジアム)
- 運賃:片道1.85€(Barikカード利用:0.95€ )
- 支払い方法:タッチ決済付きクレカ、Barikカード、現金等
1枚のBarikカードで複数人分を支払う場合、乗車時と降車時に人数分の回数を読み取り機にタッチします。



市内には各所にバス停が設けられており、スタジアム方面へのバス路線も運行本数が多く、利便性に優れています。



スタジアム最寄りのバス停はスタジアムの目の前です。
鉄道で行く場合



地元の鉄道「Euskotren(バスク鉄道)」が、町の中心地とスタジアム間で運行しています。
スタジアム行きの鉄道路線
- 【市中心部の駅】アマラ(Amara)
【スタジアム最寄駅】アノエタ(Anoeta) - 所要時間:5分
- 運賃:片道1.80€(Barikカード:0.90€)
1枚のBarikカードを複数人で利用するときは、一人が改札を通過した後、次に人に渡すことで利用できます。
EuskoTren(バスク鉄道)



新市街(バルが集まる旧市街の近くで、サン・セバスチャン大聖堂周辺のエリア)に宿泊している場合は、その南側にあるバスク鉄道の起点駅「アマラ(Amara)駅」からスタジアムへ向かうのが便利です。



アマラ駅からスタジムアム最寄りの「アノエタ駅(Anoeta)」までは、一駅3分で切符は駅で購入できます。
切符の券売機はタッチパネル式で英語版もあるので購入方法は難しくありません。



スタジアム最寄りの「アノエタ駅」はスタジアムの敷地内に位置しているため、バスよりもアクセスが容易です。
鉄道を利用する場合、試合終了後は混雑が予想されるため、あらかじめ帰りの切符を購入しておくと、よりスムーズに帰路につくことができます。
バス停は街中の至るところにあるため、利便性の面ではバスが便利ですが、宿泊先が新市街であれば、鉄道の方が早く、かつ安価に利用できます。
鉄道、バスいずれも利便性は高いので、宿泊地から利用しやすい交通手段を選ぶのがよいと思われます。
徒歩でスタジアムへ



スタジアムは街の中心部から徒歩圏内です。
- 旧市街から:2.8km徒歩40分
- 新市街から:2.0km徒歩30分
- サン・セバスチャン駅から:2.0km徒歩30分
- アマラ駅から:1.5km徒歩20分
スタジアム ツアー
スタジアムツアーは、VRグラスを装着して拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などテクノロジーを活用したガイド付きのツアーです。
試合当日のマッチデイツアーも開催しています。(見学エリアに制限あり)
- 内容:
ガイド付きスタジアムツアー - 入場料(大人):
€16(メンバー€10) - 営業時間:
・木曜日:17:00、18:00
・金曜日:16:00、17:00、18:00
・土曜日:11:00、12:00、16:00、17:00 - 所要時間:
ツアー約60分
公式ストア



スタジアムストア 営業時間
- 月~土曜日:10時~20時
- 日曜日:11時~18時
- 試合開催日の営業はキックオフ時間で異なる
スタジアムストアの以外にも、バルが集まる旧市街の近くにも公式ストア(RS Shop)は出店しています。
公式チケットの購入方法


