試合情報
- 2024年12月26日(木) 20:00K.O.
- 2024/25 プレミアリーグ 第18節
- リヴァプール 3 - 1 レスター
- 観戦エリア:
バックスタンド(Sir Kenny Dalglish Stand) /1F席 前方
ボクシング・デイ
12月26日は「ボクシング・デイ」という英国の祝日で、25日クリスマスと26日ボクシングデイの2日間はイギリス国内の殆どの鉄道が運休となります。
交通手段に制限がありスタジアムへ行く人がいつもより少ないためか、運が良くチケットを購入することができました。
この試合は20時キックオフの試合で、同日ランチタイム(12時半)のマンチェスターシティの試合のチケットを確保していたので、「マンチェスターシティvsエバートン」を観戦後、15時過ぎにマンチェスターを出発してもリヴァプールの試合に十分間に合うスケジュールでした。
鉄道は運休ですが、中長距離バスは運行しています。マンチェスターとリヴァプールはバスで1時間半程度。格安バスを利用し、料金は往復で12€(約2,000円)でした。
スタジアム行きのシャトルバスは通常営業、路線バスは減便営業しているのでリヴァプールに到着後の交通手段の心配はありません。
追加販売(Additional Member Sale)
リヴァプールのチケットは年2回抽選方式で販売されます。
- 7月発売:ホーム開幕戦~12月開催分
- 11月発売:1月~ホーム最終戦
この時に購入できなかった場合は試合前の追加販売(Additional Member Sale)で購入機会があり、今回はその追加販売で購入しました。
ユナイテッド戦のような人気カード以外のリーグ戦チケットは、原則メンバーであれば追加販売に参加できますが、このタイミングでチケットを狙っているファンも当然多く、殆ど購入出来ませんが、今回は運よくボクシングデイの試合ということが競争倍率が下がっていたのかもしれません。
このレスター戦(12/26開催)チケットの追加販売のスケジュールは下記の通りでした。
昨シーズン途中から追加販売に参加するには事前の登録が必要になりました。
- 12/10(火)10時~12/11(水)11時:追加販売参加のための登録期間
- 12/13(金):追加販売サイトへのリンク通知
- 12/16(月)11時~:追加販売開始
この試合はクリスマスを挟んでいるので試合の10日前発売と比較的余裕がある方ですが、通常は試合開催週の月曜日(試合の5~6日前)に発売されるので、旅行者にとっては旅程が立てづらい販売スケジュールです。
濃霧の中の試合
マンチェスターでも霧は出ていましたが、選手のプレイや観戦に影響が出るような状況ではなく、リヴァプールへ向かう頃から次第に霧が濃くなっていきました。
3週間前にはエバートンとのマージサイドダービーが強風のため中止延期となっていたので、今回も天候による中止の心配がされ、実際に試合開催の可否の検討がされたようですが、16時ごろに決行の判断がされ一安心でした。
試合中止は免れ一安心でスタジアムに到着しましたが、スタンドに入ると「本当に試合ができるのだろうか?」と思うくらい濃い霧がピッチを覆っています。
1F席から見上げると2席後方は殆ど何も見えない状態。
ウォーミングアップが始まっても霧が消える気配がありません。
マージーサイドダービーは強風のため中止延期となっていたのに、今日は無風状態でしたが、幸運にもキックオフの時間になると大分霧が晴れはじめました。
バックスタンドからの観戦
購入したバックスタンド1F席10列付近で、チケット価格は£59(約12,000円)。
割と前目の席でしたが、隣席の方がツレと離れ離れになり席の交換をお願いされ、5列目付近のピッチのすぐそばで観戦することができました。
リヴァプールvsレスター
首位リヴァプールは1試合消化が少ないながらも2位にチェルシーと勝ち点4差で、優勝争いで2位以下を大きく離しつつある。
レスターは開幕直後から不振で試合前の順位は降格圏一歩手前の17位。
チームの立て直しを図るため、1ヶ月前にファン・ニステルローイが新監督に就任したばかりですが、未だ改善の兆しは見られません。
今季は昇格した3チームとも苦戦しています。
先制はレスター
キックオフ直後のまだ薄っすらと霧が残る前半6分過ぎにアイェウのゴールでレスターが先制します。
アウェイにとってイングランドのクラブでの通算50ゴール目でした。
前半終了間際に追いつく
前半終了間際、GKアリソンから出たボールが、ロバートン→フラーフェンベルフ→マクアリスター→ガクポと4本のパスでつながり、ガクポの相手GKの頭を超える見事なシュートで前半の内に追いつきます。
後半早々に逆転
後半早々4分過ぎにカーティス・ジョーンズのゴールでリヴァプールがリヴァプールが1点リード。
先制されたからの逆転でスタジアムの熱量が一気に高まり、試合終了にかけてほぼリヴァプールのペースになっていきます。
後半が始まる頃には霧はほぼ気にならないくらいまでに回復していました。
市街地から遠いスタジアムなので20時キックオフだと帰りがかなり遅くなりますが、もう少し早い時間の試合だと霧の影響が大きそうだったので、今日に限っては遅い時間で良かったというのが実感です。
82分過ぎにサラーのダメ押しゴール。
ゴールにパスをするかのようなシュート。
サラーにとってアンフィールドでの通算100ゴール目でした。
遠藤選手は終了間際に出場。短いプレイタイムですが存在感があります。
公式戦2014年以降、ボクシングデイの試合は8連勝。
2位チェルシーに1試合少ないながらも7ポイント差をつけ、首位を盤石のものにしつつあります。