【観戦レポ】2024/25 フラム vs ブライトン

試合情報

  • 2024年12月5日(木) 19:30K.O.
  • 2024/25 プレミアリーグ 第14節
  • フラム 3 1 ブライトン
  • 観戦エリア:
    バックスタンド(Johnny Haynes Stand) / 前方

スタジアムアクセス

フラムの本拠地「クレイヴン・コテージ」はロンドン中心部にありながら、最寄りの地下鉄駅(Putney Bridge駅)まで徒歩15~20分とやや不便な場所にあります。

試合終了後は地下鉄駅が混雑することを経験済みだったので、スタジアムから徒歩20~30分圏内の場所に宿泊地を取っていました。

宿泊地からスタジアムまでは徒歩またはバスで往復できる場所でしたが、今回はスタジアム往復にシェアサイクルを利用してみました。

サンタンデール・サイクル

ロンドンに数あるシェアサイクルの中で今回利用したのは「サンタンデール・サイクル(Santander Cycles)」

地下鉄やバスと同じロンドン交通局が運営する自転車レンタルサービスです。

旅行者向けの料金体系は下記の2種です。

  • シングルライド(Single Ride):£1.65(約330円)
  • デイパス(Day Pass):£3(約600円)

シングルライドは1回きりの利用で最大30分、30分を超えた場合は30分ごとに£1.65の追加料金が発生します。

デイパスは一日(24時間)乗り放題ですが、1回の利用は最大30分で、30分以上乗り続ける場合は一旦返却して、借り直す必要があります。30分を超えた場合は£1.65の追加料金が発生します。

自転車のレンタルと返却は市内800ヶ所ある「ドッキングステーション(自転車置き場)」で行い、料金はタッチ決済付クレジットカードで支払います。(下記で紹介するアプリからの支払いもできます)

クレイブンコテージの近くにもドッキングステーションがあるので、今回は自転車でスタジアムを往復してみることにしました。

試合終了後、スタジアム近くのドッキングステーションの自転車は全て出払っている可能性がありますが、各ステーションの在庫状況は専用アプリから確認することができます。

Santander Cycles

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自転車の交通ルールやマナーは日本と少し違いますが、最初は気を付けて運転すると次第に慣れてきます。

追加料金を払わないようするには30分以内に返却する必要がありますが、大きな通り沿いであればステーションは簡単に見つかりますし、アプリを使えば現在地から最寄りのステーションの場所や自転車の在庫数を確認することができるので、不必要に延長することはなさそうです。

冬のロンドンのサイクリングは少し寒々しいですが、日が長い時期の利用は気持ち良さそうで、慣れてくると地下鉄やバスに代わる移動手段としても使える場面もありそうです。

飲食早割サービス(Early Bird Offer)

スタジアムは住宅地の中にあるので、早めに到着してもスタジアム周辺に時間をつぶせる場所があまりありませんが、クレイヴンコテージは結構早めにゲートがオープンします。

バックスタンドとホーム側ゴール裏はキックオフ2時間前、アウェイ側ゴール裏はキックオフ1時間半前にゲートが開きました。

早く入場したファン向けにキックオフ1時間前まで、

  • ビール・ワイン:3ポンド
  • ソフトドリンク:2ポンド

の早割サービスがあります 。

このような早割サービスは「Early Bird Offers」と呼ばれ、日本の飲食店の「ハッピー・アワー」に類似するものです。

なんでも高いイギリスの中でも更に物価高を感じるスタジアム飲食において、こういった割引サービスは大変助かります。

バックスタンド側コンコースはかなり狭く、キックオフ直前やハーフタイム中はかなり混み合うので早めに到着してお得な価格でゆっくり過ごすのもよいかもしれません。

バックスタンドからの観戦

今回は初めてバッグスタンド前方の席を購入しました。

バックスタンドの7列目に屋根を支える柱が数ヶ所あり、後方からの観戦はその支柱が気になりそうだったので、支柱がある列と同じ7列目の席を確保しました。

支柱周辺の席はRV席(Ristricted View)として販売しているので購入時に気を付けた方が良いです。

実際スタンドに足を踏み入れてみるとスタンド中段からの観戦でも支柱はあまり気になりそうになく、7列目は少し前過ぎた感じがします。

屋根の位置が低いのであまり後方の席はハイボールは屋根で隠れてしまいそうです。

加えてこの日の試合はキックオフ前から強い雨が降っています。

前方の5列目くらいまでは屋根なく、10列目くらいまでは風が吹くと雨が吹き込んできたので、雨対策も考慮してもう少し後ろの席にしておけばよかったです。

このスタジアムはメインスタンドと両ショートサイドは改修され、きれいな状態ですが、バックスタンドのあちこちに古い面影が残っています。

スタンド前方の席はプラスチック製のシートですが、後方の席は木製の席が今も使われており、床や階段も木製です。

ゲームが盛り上がってくると観客が木製の床で足を踏み鳴らし、その音がスタンド中に響き渡っていました。

古いスタンドですが、ピッチとの距離はかなり近いです。

雨が降ると前方の席は確実に濡れますが、選手のプレーを間近で見るなら前方の席はおすすめです。

試合前のウォーミングアップはホーム側スタメン組がバックスタンド側で開始。

選手の息遣いが届いてきそうな距離感です。

アウェイ側スタメン組はメインスタンド側からウォーミングアップ開始します。

フラム vs ブライトン

試合前からずっと雨が降っており、雨が弱まる気配がないままキックオフとなります。

前節終了時点で4位ブライトンと10位のフラムの対戦で、三笘選手は2試合連続ゴール中です。

先制はフラム

開始早々ブライトンDFのミスから、アレックス・イウォビのゴールで先制。

後半11分、ブライトンもバレバのゴールで追いつきます。

2点目を取ったのはフラム。コーナーキックのボールが相手チーム選手の体に当たり、オウンゴールでの得点でした。

試合中もずっと雨風が続いており、雨が強まるとバックスタンド前方の観客はスタンド奥の方へ避難するくらいの悪天候でした。

三笘選手はチャンスを演出する場面もありましたが、雨でぬかるんだピッチで終始プレイしづらいそうでした。

終了間際にイウォビのこの日2点目のゴールで試合は決定的なものとなり、3-1でフラムの勝利。

この結果フラムは6位に浮上、ブライトンは5位に順位を落とし両チームの勝ち点差は1まで縮まりました。

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