
- 2025/26 EFLリーグ・ワン 第20節
- 2025年12月29日(日) 19:45 K.O.
- ルートン・タウン 3 – 0 レイトン・オリエント
- 観戦エリア:バックスタンド(Exective Boxes) 前方
- チケット価格:26ポンド
ロンドンからルートンへ

ロンドンからルートンまでは約50kmあり、地図で見るとかなり遠く感じるが、EMR(East Midlands Railway)の「Luton Airport Express」を利用すれば約25分と、実際はかなり近いです。

Luton Airport Expressは、ロンドンのセント・パンクラス駅を出発すると、途中停車はLuton Airport Parkway駅のみで、その次の2駅目がLuton駅です。
今回観戦した試合は19時45分キックオフと遅い時間帯でしたが、ロンドンから日帰りが可能で、空港と都心を結ぶ電車なので運行本数も多く便利です。
特急列車のような快適さですが、運賃は往復でわずか7.6ポンド(約1,600円)でした。
ルートン

ルートンは、かつて帽子製造業で栄えた街で、ルートン・タウンのエンブレムには今も「麦わら帽子」が描かれ、チームも「ハッターズ(帽子屋)」の愛称で親しまれています。
訪問するまでは、「LCCの拠点・ルートン空港がある街」というイメージが強かったのですが、実際に訪れてみると、駅前の繁華街には大型ショッピングセンターや飲食店が立ち並び、想像以上に賑わいのある街でした。

街の中心部にある大型ショッピングセンター「ルートン・ポイント(Luton Point)」内には、ルートンタウンのクラブ公式ショップが出店しています。

グッズを購入するなら、スタジアムではなく「ルートン・ポイント(Luton Point)」内の公式ショップの方が品ぞろえは充実しています。

スタジアム併設のストアは、コンテナハウス程度の小さな店舗で、試合当日は非常に混雑します。
ゆっくり買い物を楽しみたいなら、市街地の店舗であらかじめ済ませておくのがおすすめです。
Kenilworth Road

ルートン・タウンFCの本拠地「ケニルワース・ロード(Kenilworth Road)」は、住宅街の中にあるスタジアムです。

収容人数は約1万人。100年以上の歴史があるため、施設のあちこちに老朽化が感じられます。

2023年にプレミアリーグ昇格を決めましたが、リーグが定めるスタジアム基準の最低ラインを満たしていませんでした。

そのため、シーズン終了後からスタンド増設などの改修工事に取り組みましたが、2023/24シーズンのホーム開幕戦には間に合わず、試合が延期されるという異例の事態となりました。

アウェイエンド側のエントランスは民家の一区画と一体化しており、住宅の庭をまたぐような形でスタンドへ入場する構造でも話題になりました。

スタジアムは細い路地に囲まれており、すぐ隣には住宅が建っています。
住宅地の中にあるスタジアムはほかにも数多くありますが、ここまで住宅と密接しているスタジアムは初めてです。
スタジアムアクセス
ルートン駅からスタジアムまでは約1.5kmで、徒歩20分ほどとアクセスも良好です。
公共交通機関を利用する場合は路線バスが一般的で、駅前のバスターミナルからスタジアム前に停車する便が運行しています。

今回は、プレミアリーグ昇格時に改修されたバックスタンド最前列の席を一般販売で購入し、チケット料金は26ポンド(約5,200円)でした。
プレミアリーグ在籍時のチケットは、メンバーシップに加入しても複数年継続メンバーでなければ購入できませんでしたが、現在は一般販売でも良席を購入できました。
バックスタンド側の席ですが、ベンチはこちら側にあります。

ピッチとスタンドの距離はこの近さです。
ピッチとの距離が近いスタジアムは他にもありますが、ここまですぐそばのスタジアムは思い当たりません。

距離があまりにも近く、ウォーミングアップ中やハーフタイムに選手やコーチがスタンドのファンに話しかけ、交流している場面を何度も目にするくらい雰囲気の良いスタジアムでした。

マスコットキャラクターは、ファン一人ひとりに丁寧に対応していました。
ルートン・タウン

23/24シーズンはプレミアリーグを18位で終えて降格となりましたが、翌年のEFLチャンピオンシップでも22位に終わり、まさかの2年連続降格。現在は3部にあたるリーグ・ワンを舞台に戦っています。

現在の監督は、現役時代にアーセナルで活躍したジャック・ウィルシャーです。
レイトン・オリエント

この日の対戦相手は、レイトン・オリエント。
ロンドン東部を本拠地とするクラブで、スタジアムはウエストハムのロンドン・スタジアムの近くにあります。
レイトン・オリエントの本拠地「ブリズベーン・ロード」のほど近くで生まれ育ったのがハリー・ケーンで、17歳のときに期限付き移籍でこのチームでプレーしていました。
そんな縁から、ケーン自身がチームスポンサーを務めていたこともあります。
2024/25シーズンのFAカップ4回戦では、マンチェスター・シティ相手に先制し、ジャイアントキリングまであと一歩というところまで追い詰めましたが、逆転されて敗退したことでも話題となりました。
この日の試合は平日夜の開催でしたが、ロンドンからのアクセスが良いこともあり、アウェイエリアはほぼ埋まっていました。
EFLリーグ・ワン第20節
前半8分、ゴール前中央でボールを受けた10番コドゥアがミドルシュートを決め、ルートンが先制。(1-0)
19分、2点目はペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、リードを広げます。(2-0)
37分、左サイドからのクロスを最後はモリスが押し込み、3-0。前半のうちに試合を決定づける得点となりました。(3-0)

前半でほぼ試合が決まったような展開となり、後半のスタンドは余裕ある雰囲気でした。

ピッチのすぐ横で、選手の息遣いまで伝わってきそうな臨場感あふれる席で、何度もボールがスタンドに飛んできました。

ベンチのすぐ横の席で、選手やコーチの指示が聞こえてくるほどの近さです。
試合は3-0のままフルタイム。
リーグ・ワンの試合観戦は初めてでしたが、来て本当に良かったですし、下位カテゴリーの試合ももっと見てみたいと思わせてくれる経験でした。










