2023/24 ASローマ vs フェイエノールト【観戦レポ】

目次

試合情報

  • 2024年2月22日(木) 21:00KO
  • 2023/24 ヨーロッパリーグ・プレイオフ / 2stレグ
  • ASローマ 11 (PK 4 − 2) フェイエノールト
  • 観戦エリア:
    バックスタンド(Tribuna Tevere)2階席 / 前方エリア

現地観戦ガイド

  • スタジアムアクセス
  • 公共交通手段
  • スタジアムレギュレーション
  • スタジアムツアー
  • 公式ショップ情報 等

現地観戦に関する情報は下記記事をご参照ください。

試合開始前のスタジアム周辺

試合前、スタジアム周辺のあちこちで、何度も爆発音が上がり、いまから大きな大会が始まることを実感します。

スタジアムの公園敷地内とスタジアム入場時の2度、観客全員にチケットと身分証明書の氏名を照合があるので、エントランス混雑し、入場に時間がかかります。

セリエAのスタジアム訪問時はパスポートの携帯が必須です。

スタンドレベル

陸上トラック付スタジアムで、スタンドはすり鉢状の1層構造ですが、ロングサイドは、中通路を挟んで前方が1階席、前方が2階席とエリア分けされています。

(メインスタンド/Tribuna Monte Mario)
(アウェイ側ゴール裏/Curva Sud)

Curva Nordがホーム側ゴール裏になりますが、実際には反対側のCurva Sudもローマファンで埋まります。

両ゴール裏とも熱狂的なローマファンで埋まるので、観光で観戦する場合はロングサイドを選択したほうがよいと思います。

公式ショップ

スタジアムの内外swユニフォームやマフラーを販売していますが、いずれも仮設の小さな店舗なのでグッズの購入は、訪問前にローマ市街地の公式ショップで済ませておいた方がよいと思います。

スタジアムのある公園敷地内にも試合日のみ営業するショップがあるようですが、場所が分かりませんでした。

スタジアム内飲食店

スタジアム内で販売されている飲食は軽食程度で、ラツィオの試合時と同じものだと思われます。

収容人数7万人以上、70年以上の歴史があるスタジアムなので老朽化や構造の古臭さは否めません。

ヨーロッパリーグ・プレイオフ/2ndレグ

ASローマ

ローマは、ヨーロッパリーグのグループステージでスラヴィア・プラハに次ぐ2位で、プレイオフに回ることになりました。

ローマはリーグ戦では苦戦しており、この1ヶ月前にローマサポーターからも人気のあったモウリーニョを解任。

後任でローマのレジェンドでもあるデ・ロッシが指揮を執っています。

フェイエノールト

フェイエノールトは、チャンピオンズリーグのグループステージでアトレティコ、ラツィオに次ぐ3位となり、ヨーロッパリーグ・ラウンド16進出を決めるプレイオフに回ることになりました。

1stレグはフェイエノールトのホームで行われ、1-1のドロー。

この試合で勝利した方がヨーロッパリーグの決勝ラウンドに進出します。

フェイエノールトの上田綺世選手はベンチスタートです。

スタンドはほぼ埋まりキックオフ前から熱気溢れるとてもよい雰囲気です。

前の週にラツィオの試合を観戦し、ラツィオの試合もファンの熱気は感じましたが、ローマの試合は観客数、熱量ともそれ以上のものがあります。

ローマサポータの熱気は噂に聞いていたとおりでした。

先制はフェイエノールト


5’ S.ヒメネス(フェイエノールト)
ローマ 0 - 1 フェイエノールト


先制は開始早々でフェイエノールト、ヒメネスのゴールでした。

エール・ディヴィジで、すでに20点近くゴールを決め得点王争いをしている注目の若手ストライカーです。

前半で追いつく


15’ L.ペッレグリーニ(ローマ)
ローマ 1 - 1 フェイエノールト


しかし、ローマも前半の早い時間帯で、ペッレグリーニの見事なゴールで追いつきます。

1-1のままハーフタイムになりますが、見どころの多い前半でした。

今シーズン最多

この日の入場者数は67,293人で、今シーズン最多の入場者数だったようです。

欧州の各リーグには、熱狂的なファンで知られるクラブはいくつもありますが、ローマファンはその中でも特別な感じがします。

高い熱量を持って応援することでチームを勝たせようというファンの気持ちが伝わってくるスタジアムです。

陸上トラック付の古いスタジアムですが、この雰囲気を体感するだけでもこのスタジアムに来た価値があると感じるクラブです。

後半途中出場

後半は両チームとも点が取れそうな場面が作れない中、78分に上田綺世選手が交代でピッチに入ります。

今シーズン加入したフェイエノールトでは出場機会に恵まれていませんが、この日は何度もいい動きを見せていました。

ハイボールでも競り負けず、身体の大きい相手にも当たり負けせず、もっと長い時間プレイしていれば得点が取れそうな雰囲気がありましたが、1-1のまま延長に入り、それでも決着がつかずPK戦となりました。

延長とPK戦

この時すでに23時半を超えており、PK決着が付くまで観戦すると帰りの交通手段の有無が分からなかったので、延長戦終了時点でスタジアムを後にしたました。

そのため、上田綺世選手がPKを決めたシーンもローマの勝ちが決まった瞬間に立ち会えなかったのが残念ですが、また来たいと思わせるスタジアムの雰囲気でした。

CL、EL等のヨーロッパ大会は、アウェイゴールが廃止されたので、2ndレグは90分が決着が付かない試合が増えてきそうです。

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