試合情報
- 2024年2月21日(水) 21:00KO
- 2023/24 チャンピオンズリーグ・ラウンド16 / 1stレグ
- ナポリ 1 - 1 バルセロナ
- 観戦エリア:
バックスタンド(Anello Superiore)2階席 / 前方エリア
ディエゴ・マラドーナ
ナポリの街を少し歩くだけで、この街にサッカーとマラドーナが深く根付いていることを感じます。
マラドーナがこの街のクラブで活躍したのは30年以上も前のことですが、その面影は今でも街のあちこちに色濃く残っています。
繁華街から少し住宅地に入ったところに有名なマラドーナの壁画があります。
壁画の周辺にはたくさんの露店が出店し、観光地化していますが、マラドーナの存在を強く感じることができる場所でもあります。
訪れた日はチャンピオンズリーグ・バルセロナ戦の試合開催日で、マラドーナがナポリ移籍前に所属したバルサのファンの姿もたくさん見かけました。
現地観戦ガイド
- スタジアムアクセス
- 公共交通手段
- スタジアムレギュレーション
- スタジアムツアー
- 公式ショップ情報 等
現地観戦に関する情報は下記記事をご参照ください。
スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
2020年のマラドーナの逝去後に、それまでの功績を称え、現在の名称に変更されました。
スタジアム周辺は主に住宅地ですが、ファーストフード店やカフェなど飲食店がいくつかあるので、試合前のスタジアム周辺は賑わっています。
陸上トラック付スタジアムでピッチとスタンドの間には距離があります。
特に、1階席ゴール裏は傾斜は緩く、ピッチから離れているのでチケット価格が安いにも関わらず売れ残る傾向にあります。
1950年代に開場し、1990年のイタリアWカップに合わせて改修された古いスタジアムで、あちこちに老朽化を感じます。
陸上トラック付の古いスタジアムでサッカー観戦するには良い環境ではありませんが、ここでマラドーナが活躍していたことを思うと、この状態のスタジアムで観戦することに意味があるような感覚にもなります。
スタジアム内にちょっとしたグッズショップや売店はありますが、かなり小規模なので、飲食やグッズの買い物は入場前に済ませておいたほうがよいと思います。
チャンピオンズリーグ・ラウンド16 1stレグ
ナポリとバルサ、いずれも昨シーズンのリーグチャンピオンチームですが、今シーズンは両チームともリーグ戦では苦戦が続いています。
ナポリはこの試合の数日前にマッツァーリ監督を解任してスロバキア代表監督でもあるカルツォナ監督がチームを率いることになりました。
バルサのチャビ監督は、すでに今シーズン限りの退任を表明しています。
両チームとも今シーズンのリーグ連覇が難しくなっているだけに、チャンピオンズリーグにかける意気込みを感じる試合が期待できそうです。
前半からバルサペース
ナポリのコレオはクラブカラーのチェッカーフラッグ。
攻守の陣地を変更してのキックオフでした。
バルサは、デ・ヨング、アラウホ、レヴァンドフスキなどひとり一人の技術力が高く、試合の展開は開始当初からバルサペース。
それでもナポリはゴールは許さず前半はスコアレスで終了。あっという間の45分でした。
1階席と2階席を隔てる中通路にはガラス板が設置されており、2階席の1、2列目での観戦はガラス板が気になるかもしれません。
ただ、スタディオ・オリンピコのように中通路に観客が集中して2階席前方は観戦しづらいということはありませんでした。
エースの復調
60’ R.レヴァンドフスキ(バルセロナ)
ナポリ 0 - 1 バルセロナ
今シーズンあまり調子の上がらないレヴァンドフスキでしたが、この試合は復調を感じさせる活躍で、先制点もストライカーらしいゴールでした。
後半もバルサペースで、そのまま逃げ切れそうな勢いがありました。
ナポリもエースの同点ゴール
75’ V.オシムヘン(ナポリ)
ナポリ 1 - 1 バルセロナ
ナポリは1点先制されてからギアが入ったように動きが良くなり、オシムヘンのゴールで同点。
レヴァンドフスキ同様、ストライカーらしいゴールで追いつきます。
このゴールがナポリ唯一の枠内シュートで、バルサからしたら逃げ切れず、勝ち点を落としたような試合でしたが、2ndレグがより楽しみになる結果でした。