2023/24 マンチェスター・シティ vs シェフィールド・ユナイテッド【観戦レポ】

目次

試合情報

  • 2023年12月30日(土) 19:30KO
  • プレミアリーグ 第20節
  • マンチェスター・シティ 2 - 0 シェフィールド・ユナイテッド
  • 観戦エリア:
    ゴール裏(Family Stand) 1階席 / 前方エリア

現地観戦ガイド

  • スタジアムアクセス
  • 公共交通手段
  • スタジアムレギュレーション
  • スタジアムツアー
  • 公式ショップ情報 等

現地観戦に関する情報は下記記事をご参照ください。

エィハド・スタジアム

スタジアム開発

スタジアムすぐそばのトラム駅で下車して、すぐ目の前に見えるのは公式ショップのはずですが、その姿はなく、まず目に入ったのは工事の仮囲いでした。

2023年春にエティハド・スタジアムの拡張と周辺の開発工事計画を発表し、すでに工事が始まっており、その開発区域にあった公式ショップやイベントステージは撤去されていました。

収容人数を現在の53000人から60000人へ増設、スタジアム周辺にはホテルやミュージアムなどを建設する一体開発工事が始まっていました。

スタンドの拡張は2025/26シーズン開幕に合わせ、その他施設も2026年中の開業を目指しています。

スタジアム周辺

公式ショップ「CITY STORE」は、メインスタンド側エントランスに移設されており、前店舗と同じくらいの規模です。

イベントステージ「CITY SQUARE」は、2023/24シーズン中は閉鎖するようです。

開発区域にあった大型の飲食店も撤去されたせいか、スタジアム周辺のフードトラックの数や種類が昨シーズンより増えている気がします。

「Asahi SUPRE DRY」の店舗もありました。

スタジアム周辺には「FAN SUPPORT OFFICE」が2か所設置されています。

シティはファンや来場者に対する対応がとても親切で丁寧な印象があります。

クラブの歴史を作ってきたレジェンドたちの像も設置されています。

選手スタジアム入り

キックオフ90分前に正面エントランスに選手バスが到着し、選手はファンの前と通ってスタジアム入りします。

他のクラブではバスごとスタジアムに入りので選手の姿を見ることはできないことが殆どですが、わざわざ選手の姿を見せてくれるのは、ファンサービスの一つではないかと思います。

選手のスタジアム入りが見学できたり、入り待ちのファンを飽きさせないイベントを催したり、こういったファンサービスやホスピタリティは他のクラブより力を入れているように感じます。

ただし、近くで選手の姿を見るにはキックオフ3時間前には待機して必要がある思います。

キックオフ1時間前ではバスは見れても選手の姿は見れないくらい混雑しています。

THE BEST TEAM IN THE LAND AND ALL THE WORLD

昨シーズンはプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ、スーパーカップの4冠を達成し、今月サウジアラビアで開催されたクラブワールドカップの優勝で5つ目のタイトルを獲得しました。

正面エントランスには「THE BEST TEAM IN THE LAND AND ALL THE WORLD(この国と全世界で最高のチーム)」の大型バナーが設置されていました。

今のシティにしか言えないメッセージだと思います。

エティハド・スタジアム

ロングサイド(バッグスタンド)前方はピッチが目の前の様に見えます。

スタンドがオーバル状にピッチを囲んでいるので、ピッチとスタンドの間にやや距離を感じます。

エティハドスタジアム1階席は傾斜があまり強くないので、1階席なら後方または2階席前方が個人的には好みです。

ホーム側ゴール裏(Family Stand)は2層構造で、このエリアのスタンドの増設が進められます。

アウェイ側ゴール裏(South Stand)は3層構造です。

このエリアからアウェイサポーターとホーム側のコアサポーターが声援を送ります。

プレミアリーグ 第20節

マンチェスターシティ

12月のリーグ戦は2勝1敗2分けで順位は4位とシティとしてはらしくない順位にいますが、開幕戦出場以降、怪我で戦線離脱していたケビン・デブライネがベンチスタートでスカッドに戻ってきました。

ハーランドは12月上旬のヴィラ戦の怪我で戦線離脱し、復帰の目途は伝わってきていません。

シェフィールド・ユナイテッド

シェフィールドユナイテッドは今シーズン昇格したチームの一つ。ここまで19節を終え2勝で20位。

今シーズンの昇格チームはいずれも苦戦をしており、降格圏から抜け出せずにいます。

5冠セレモニー

この試合はクラブワールドカップ優勝後、初のホームゲーム。キックオフ前に様々なセレモニーや演出が行われました。

一方的なセレモニーでなく、長くからのファンやスタンドを一体となったものでした。

先制はマンチェスターシティ


マンチェスターC 1 - 0 シェフィールドU
⏱ 14分 ⚽ ロドリ(マンC)


立ち上がりからシティペースで前半の早い時間帯にロドリのゴールで先制。

デブライネ、ハーランド不在の中、これまで以上に存在感が際立つ選手になっています。

前半は1-0でしたが、シェフィールドUにチャンスらしきものはなく、感覚的に90%近くシティがボール支配している印象でした。

観戦エリア

この日はホーム側ゴール裏(Family Stand)で前方で観戦しました。

ホーム側ゴール裏ですが、Famliy Standという名の通り、こちら側のゴール裏は座ってゆっくり観戦するエリアです。

エティハドスタジアムは、ホーム側コアサポーターとアウェイサポーターが同じゴール裏(South Stand)サイドで声を出して応援しています。

熱いファンと一緒に立って応援したい場合はSouth Stand側ゴール裏、座ってゆっくり観戦したい場合はFamily Stand側ゴール裏での観戦がよいと思います。

選手を間近でみるならゴール裏前方はおすすめですが、全体的に1階席は傾斜があまりないので、1階席後方か2階席前方が観戦しやすいエリアだと思います。

今シーズンの新星


マンチェスターC 2 - 0 シェフィールドU
⏱ 61分 ⚽ J.アルバレス(マンC)


昨シーズンはW杯チャンピオンになりながら、ハーランドの影に隠れがちで出場機会も少なかったアルバレスですが、今シーズンはこれまで全試合先発出場を続けており、ハーランドの存在関係なく主力として定着しています。

アルバレスのゴールの起点となったのは、後半早い時間帯から途中出場のオスカー・ボブ。

あまり知らない選手でしたが、この得点機会より前から目を引くプレイが多かったです。

ハーランドと同じノルウェー人でアカデミー出身20歳のボブ。

昨シーズンのリコ・ルイスもそうですが、怪我で主力が離脱しても、短い出場機会で結果を残す若い選手が次々現れるところにもシティの強さを感じます。

ケビン・デブライネ・コール

2-0になりデブライネがアップを始めるとスタジアム中からデブライネのチャントが響き渡り始めます。

2-0になったから出してほしいスタンドと2-0になったから無理をさせないベンチの温度差があるような場面でしたが、結局出場はありませんでした。

結果は2-0でしたが、点差以上に圧倒的な力の差を感じた一戦でした。

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