トッテナム・ホットスパー・スタジアムは2019年に完成した新しいスタジアムです。
「スタジアムツアー」以外にもスタジアムの特性を生かしたアトラクションも多数あります。
公式ホームページ
主なツアー概要
- 【入場料(大人)】:
- スタジアムツアー:£27(メンバー £24)
- Dare Skywalk:£39(メンバー £34)
※スタジアムツアーとDare Skywalkを同時に申し込むと20%オフ
- 【ツアー形式】:自由見学
- 【所要時間】:70~90分
- 試合当日のマッチデイツアーを開催 ※マッチデイツアーはガイド付き
情報は2023年1月時点のものです。
Dare Skywalk
地上46.8mの空中散歩
「Dare Skywalk」はスタジアムのルーフ(屋根の上)、地上46.8mにあるクラブのエンブレム像の周辺を回遊するアトラクションです。
財布、カメラなど落下の恐れがあるものは、ロッカーに預ける必要がありますが、スマートフォンはガイドに預け、屋上の展望スポットで写真撮影時に一旦返却してくれます。
参加者は全員滑り止めのある靴が貸与され履き替えます。
所要時間はすべての工程で90分です。
むき出しの通路で屋上へ
ガイドによる安全講習を受けハーネスを付けた後、むき出しのスタジアム外周通路を通ってスタジアムの屋根の上を目指します。
ここはあまり恐怖感はありません。
ロンドンを一望
スタジアムの屋根の上に到着し、エンブレム像の周りを周回します。
足元はガラス張りで、ガイドがその場でグループごとに写真撮影をしてくれます。
この時は天気が良く無風でしたが、強風の日はハーネスを付けているとはいえ相当な恐怖感がありそうです。
スマートフォンはガイドに預けなければならず移動中は自らで撮影は出来ませんが、エンブレム像を周回したあと、安全な場所で一旦返却されます。
その場所からはロンドンの街を背景に記念撮影ができます。
スタジアムの端に半釣りアトラクション
この「Dare Skywalk」とは別にスタジアムの屋根から半釣りになる「Dare Skywalk Edge」というアトラクションメニューもあり、こちらはさらに恐怖心が掻き立てられそう内容です。
スタジアム ツアー
スタジアムツアーの受付は公式ショップ内にあります。
最初に簡単な説明がありますが、ガイドの付かない自由見学方式です。
入場前にメディアガイドが貸与されるので、自分のペースで見学ができます。
巨大なモニターからスタート
正面エントランスには巨大な液晶スクリーンの映像が迎えてくれます。
赤は置かない
スタジアム内にライバルチームカラーの赤色のものは極力置かないようにしているようで、消火器の色にも気を配っているということです。
クラブOBたち
ツアー順路にはこれまで所属した選手の名前があり、2003年に在籍した戸田和幸さんの名前もスパーズの歴史に刻まれています。
ホスピタリティルーム
ホスピタリティラウンジは高級レストランのような雰囲気があります。
ホスピタリティエリアからの素晴らしい眺めです。
一般席チケットでも高額なスパーズのチケットなので、ホスピタリティの価格は計り知れません。
ドレッシングルーム
ホームチームのドレッシングルームは当然ですが、他クラブに比べてアウェイチームのドレッシングルームも広くて清潔感があります。
選手のための空間
ドレッシングルームのすぐ近くに選手が食事をするダイニングルームがあります。他ではあまり見られない見学スポットです。
選手のトレーニング施設も見学できます。
入場前の選手ミックスゾーンは落ち着いた雰囲気があるます。
ハイテク機能
天然芝育成のためのグロースライト機材はレール式で可動するようです。
他のスタジアムでは見たことがないハイテク設備です。
NFLが開催されるスタジアム
ピッチはアメフト仕様の人工芝に変更できるようで、年に数回開催されるNFL用のドレッシングルームも別用意されています。
食事ができるスタジアムツアー
ツアー順路にレストランがあり、ツアーの途中に食事が出来ます。
ツアー途中に飲食施設があるスタジアムは初めてです。
ホワイト・ハート・レーン
旧本拠地「ホワイトハートレーン」の痕跡も残っています。
近代的なバックヤード
スタジアムツアー参加者向けの演出は少ないですが、選手にとってはこれ以上ない環境が整っているように感じます。
バックヤードはスタジアムというよりは近代的なオフィスビルのような雰囲気があります。
他のスタジアムでは見られない最新ハイテク機能満載で、使い勝手や観戦のしやすさが考え尽くされた素晴らしいスタジアムで、とても楽しめるツアー内容でした。