グディソンパークは1890年代に開業した英国初のフットボール専用スタジアムです。
100年以上の歴史があるスタジアムですが、ここでフットボールが開催されるのは2023/24シーズン迄で現在別の場所に新スタジアムの建設が進められています。
公式ホームページ
主なツアー概要
- 【入場料(大人)】:£22
- ※メンバーシップ:20%オフ
- 【ツアー形式】:ガイド付きツアー
- 【所要時間】:60分
情報は2023年1月時点のものです。
スタジアム アクセス
リバプール中心部からスタジアムへの一般的な交通手段はバスで、路線バスを利用すると約20分でスタジアムに到着します。
バスは乗車時の支払い方式で、コンタクトレスのクレカやNFC(Apple Pay、Google Pay等)、現金等で決済できますが、運賃支払い方法に不安がある場合は、予め「Saveaway Ticket」という一日乗車券の購入がお勧めです。
Saveway Ticket(一日乗車券)
【購入場所】:ライムストリート駅前のQueen Square Centre の窓口
【価格】:£4.6+£1(カード代)
【使用期間】:月~金…9:30~終日、土日祝日…終日
【使用期限】:購入日の当日または翌日に使用する必要があり、購入時に窓口で使用日を指定します
スタジアムツアー
ツアーの入口はメインスタンド側のエントランスです。
受付を済ませると、スポンサー用待合室に通され、ツアーの開始を待ちます。
エントランスを入ってすぐのところにトロフィーが飾ってあります。
過去にはリーグ制覇、FAカップ優勝の経験もあり、その時のものかと思われます。
クラブ エンブレム
クラブスタッフの説明によるとエンブレムに描かれているタワーはもともとクラブ職員のネクタイのデザインだったもので、そのネクタイを制作した年に優勝し、縁起を担ぎエンブレムデザインに採用したということです。
クラブ職員は、今でもそのタワーのデザインが入ったネクタイを着用しているようです。
ホスピタリティ・ラウンジ
ツアーはホスピタリティラウンジからスタートします。
ラウンジは高級レストランのような趣があり、ホスピタリティのお客さんやスポンサーをここで迎えます。
ホスピタリティ・エリア
記者会見場を抜けてホスピタリティ観戦エリアに出ます。
収容人数40,000人でプレミアリーグの中では小規模なスタジアムで一般席でも十分観戦しやすいですが、ホスピタリティエリアはこれ以上ない観戦環境です。
ホームチーム ドレッシングルーム
ホームチームドレッシングルームはあまり広くはないので、体の大きな選手には窮屈そうです。
チーム・スローガン
エバートンのクラブスローガンは「NIL SATIS NISI OPTIMUM(最善を尽くせば、道は開かれる)」。
エンブレムにも刻まれているこの言葉は、スタジアムのあちこちでも見かけます。
プレイヤーズ トンネル
プレイヤーズトンネルを通ってピッチに入ります。
この時、実際の選手入場時に流れる音楽を流してくれます。
ピッチからの光景
40,000人規模のスタジアムですが、ピッチから見るともっとコンパクトで、スタンドとの距離はとても近く感じます。
バックスタンドやゴール裏の2階席もピッチから近い位置にあるので、2階席の前方はとても観戦しやすそうなエリアです。
ただ、建物の老朽化は否めません。
ツアー終了後に参加証明書が貰えます。
ビッグクラブのような華やかさや規模感はありませんが、ガイドの方の案内がとても丁寧で親近感を感じることが出来るツアー内容でした。
また、リバプールFCの本拠地「アンフィール」へも徒歩15分の距離なので一日で両スタジアムのツアー参加も可能です。
新スタジアム
グディソンパークが使用されるのも2023/24シーズンまで。
2024/25シーズン開業に向け別の場所に新スタジアムを建設中です。
新スタジアムの建設現場にも行ってみました。
グディソンパークからバスと徒歩で30分程度の海沿いに場所に建設中です。
収容人数は53,000人で、アンフィールドに迫る規模です。
移転してしまうと「マージサイド・ダービー」の距離感がなくなり残念な気もしますが、完成したら一度は訪れてみたいスタジアムです。