試合情報
- 2023年1月4日(水) 20:00KO
- プレミアリーグ 第19節
- クリスタル・パレス 0 - 4 トッテナム・ホットスパー
- 観戦エリア:バックスタンド(ARTHUR WAIT STAND) / 後方エリア
現地観戦ガイド
- スタジアムアクセス
- 公共交通手段
- スタジアムレギュレーション
- スタジアムツアー
- 公式ショップ情報 等
現地観戦に関する情報は下記記事をご参照ください。
セルハースト・パーク
スタジアム周辺
スタジアム北側に小規模な公式ショップがあります。
スタジアム周辺は住宅街ですが、小さな飲食店が何件かあり、スタジアムの敷地内にはスーパー(Sainsbury’s)もあるので試合前の飲食に困ることはなさそうです。
スタジアム前のファンゾーンでも飲食物の提供もあり、開場前から賑わっていました。
セルハーストパーク
1920年代に開業したスタジアムで、以降大きな改修工事が行われていないため、スタジアム構造の時代遅れ感や老朽化は否めません。
収容人数26,000人で、プレミアリーグの中ではかなり規模の小さいスタジアムです。
ホーム側ゴール裏(HOLMESDALE ROAD STAND)は2層ですが、他の3面は1層という変わった構造で、その分ホーム側ゴール裏の応援は迫力があります。
アウェイエリアはバックスタンド(ARTHUR WAIT STAND)の左端です。(R・S・Tエリア)
持ち込み可能なバッグは座席の下に収まるサイズまでで、それ以上になるとインフォメーションで無料で預かってもらえます。
ピッチとの距離は特筆もの
古いスタジアムですが、ピッチとスタンドの距離は近く、イングランドのスタジアムの中でもピッチとの近さは特筆すべきものではないかと思います。
ロングサイド スタンド
ロングサイドはピッチからの距離感はありませんが、スタンド中段あたりに支柱があり、屋根も低いので後方エリアは視界に障害物が入り観戦しづらいそうです。
RV席に注意
支柱や屋根等の障害物で見づらい席は、
RV席(Ristricted View Seat/見切れ席)
として販売されています。
ロングサイドで観戦するなら中段より前方エリアでの観戦がお勧めです。
ショートサイド スタンド(ホーム側)
ショートサイドは両サイドともどこからでも観戦しやすそうです。
特にホーム側ゴール裏「HOLMESDALE ROAD STAND」はピッチとの距離も近く、26,000人のスタジアムとは思えないくらい厚みがあります。
ここからの声援はホームチームの選手にとって大きな後押しとなりそうです。
このエリアは主にシーズンチケットホルダーで占められていますが、リセールで購入することは可能です。
ショート サイド スタンド(アウェイ寄り)
アウェイ寄りゴール「WHITEHORSE LANE STAND」の席数が少ないですが、こちらもピッチとの距離も近く観戦しやすそうです。(実際のアウェイ客エリアはバックスタンドの端)
アウェイチームのウォーミングアップを近くで見学したいときはコチラのスタンドの方が良さそうです。
今回は、バックスタンドの中央より後方の席でしたが、このスタジアムであれば、
・ロングサイドであれば前方(20列目より前方)
・ショートサイドの前方
での観戦がおすすめです。
スタジアム内にも飲食物の提供はされていますが、ビールとおつまみ等の軽食程度でした。
2022/23 プレミアリーグ 第19節
クリスタル・パレス
クリスタル・パレスは前節終了時点での順位は11位。
順位は中位ですが、下のチームとの勝ち点差は小さいので、連敗すれば即降格圏内に入りそうな位置です。
パトリック・ヴィエラ監督は2年目で、戦力にはC.ドゥクレ、W.ザハ、M.オリーゼなど上位を狙える戦力は揃っています。
トッテナム・ホットスパー
スパーズは前節終了時点で5位ですが、W杯中断明けの2試合は勝ち星から遠ざかっています。
W杯参加組では中断明けからブラジル代表リシャルリソンのメンバー外が続いています。
一応、ロンドンを本拠地とするチーム同士の対戦ですが、ダービーらしい殺伐とした雰囲気は感じませんでした。
前半は互角
パレスは前節で勝利しており、W杯中断明け後は1勝1分けです。
一方、トッテナム前節ホームで黒星を喫しており、中段明け後は1分1敗で、順位とは対照的な両チームの直近の結果です。
前半は互角といえる内容で、パレスが先制してもおかしくないチャンスが何度もありましたが、スコアレスのままハーフタイムに入ります。
趣あるハーフタイム
ハーフタイムには両チームのキッズサポーターによるPK対決が行われました。
両チームのサポーターは、本番さながらに自チームのキッズにはチャントを、敵チームのキッズにはブーイングを送ります。
PKを蹴るキッズもゴールを決めたら相手サポーターを煽ったりと見どころのあるイベントでした。
キックオフ前の選手入場時やハーフタイムには他のクラブではあまり見られないチアのパフォーマンスがあったりと、随所に来場者を楽しませる演出に工夫があり、独特の雰囲気を感じるスタジアムです。
後半早々にトッテナムが先制
トッテナム 1 – 0 クリスタル・パレス
⏱ 48分 ⚽ H.ケーン(トッテナム)
トッテナム 2 – 0 クリスタル・パレス
⏱ 53分 ⚽ H.ケーン(トッテナム)
後半開始早々にケーンのゴールでスパーズが先制し、そのわずか数分後に再びケーンのゴールで追加点を奪います。
B.ヒルが躍動
トッテナム 3 – 0 クリスタル・パレス
⏱ 68分 ⚽ M.ドハティ(トッテナム)
この日はスペイン代表のブライアン・ヒルがスタメンでした。
スパーズ加入後、出場機会は限られていましたが、この日はゴールの近くでの積極的なプレーが目立ち、スパーズの3点目はヒルのアシストによるものでした。
ソンの4点目でダメ押し
トッテナム 4 – 0 クリスタル・パレス
⏱ 72分 ⚽ H.ソン(トッテナム)
ここから集中力が切れたかのようにパレスは一気に崩れ、ソン・フンミンの4点目で決定的になります。
4点目が入った頃にはスタンドの半分近くが空席となっていました。
トッテナムはリーグ戦3試合ぶりの勝利。
一方、パレスは2試合ぶりの黒星となりました。
この日の席は、バックスタンド センター寄りの後方席でした。
対ビッグクラブのチケットでも比較的取りやすいので、また来る機会があれば、もっとピッチすぐ傍で観戦したいと思う臨場感と独特の雰囲気のあるスタジアムでした。