試合情報
- 2023年1月7日(土) 15:00KO
- スコティッシュプレミアシップ 第21節
- セルティック 2 - 0 キルマーノック
- 観戦エリア:メインスタンド 1階席 / 前方エリア
スコットランド・グラスゴー
グラスゴーはロンドンから見ると随分遠くにある印象でしたが、
行ってみると思ったより近く、気軽に行ける地域でした。
フットボール観戦だけでなく、グラスゴーとそこからバスで1時間程度のエディンバラまで含めると観光スポット満載の地域なので、ロンドンやマンチェスターから足を延ばしてみる価値は十分あると思います。
ロンドンからグラスゴーへの主な交通手段は3通り
■飛行機
【時 間】:約80分
搭乗時間(80分)+LCCの空港(スタンステッド空港、ルートン空港)だとロンドン中心部から空港まで鉄道で約1時間、グラスゴー空港から町の中心部まで30分。
ロンドンの空港到着は出発時刻の2時間前着を考慮すると実質4~5時間。
【運 賃】:最安で£35ポンド~
安いチケットは出発時間が早い又は遅い時間帯が多く、手荷物は小さいバッグ一つ程度。
手荷物を追加すると£50以上。
■鉄道
【時 間】:約4時間30分(Avanti West Coast)。
ロンドン・ユーストン駅からグラスゴー・セントラル駅まで両都市の中心部を繋ぐ。
東京~大阪間を新幹線こだまで移動する位の時間。
【運 賃】:Advanceチケット(出発日の12週前に発売される早割チケット)であれば約£40~。
都市間の交通費は飛行機と同じかそれ以下に収まる。
費用面では新幹線で東京~静岡間と同程度。
■バス
【時 間】:10時間以上。
夜行バスもあり、宿泊費を節約したい場合や時間に余裕がある場合は有効
【運 賃】:約£15~。
以上の事から、費用面でも時間面でも「鉄道」での移動が最もお勧めです。
スタジアム アクセス
スタジアムへの主な公共交通機関は路線バスか鉄道ですが、路線バスがお勧めです。
バスだと町の中心部から約20分程度ですが、4km程度の距離なので徒歩でスタジアムを往来されている方の姿も多く見かけました。
知らない地域でのバスの運賃の支払いには不安がありますが、
事前にオンラインでモバイル一日乗車券(mTicket)の購入しておくとスタジアムへの往復だけでなく、グラスゴー観光する上でも大変便利です。
一日乗車券の購入方法はコチラから
事前に「First Bus」の公式サイトから無料アカウントの作成とアプリのダウンロードが必要です。
➊:アプリを立ち上げ、「SELECT REGION(地域選択)」から「Greater Glasgow」を選択。画面下部メニューの「Tickets」をタップすると、チケットの種類が表示されるので「Day」をタップします。
➋:表示されたチケットの中から「FirstDay-Adaut-City Zone」をタップします。一日乗車券は£4.9です。
❸:枚数と支払い方法を選択します。支払い方法はApple Pay、クレカで行えます。
➍購入後、アプリの「Ticket」で確認できます。チケットは購入後1年間有効で、アクティベート(有効化)のボタンを押すとその日の23:29まで有効で、乗車時リーダーにタッチして利用します。
大きなスタジアムなので試合終了後は混雑しますが、幹線道路のためか路線バスの本数も多く、バス待ちや渋滞も思ったほどではありませんでした。
マッチデイ情報
公式twitter(@celticFC)では試合当日の「マッチデイガイド」が発信されます。
内容は下記のような当日の観戦情報です。
・施設のオープン時間
・スタジアムの開門時間
・保安情報 等
セルティックパーク
現地ファンが日の丸のペイントをしていたり、日本の国旗を身にまとっている光景は珍しくなく、スタジアムに入る前から日本人選手の活躍を実感します。
スタジアム外観
メインスタンド側はレンガ調の落ち着いた雰囲気ですが、それ以外は骨組み剥き出しの武骨な感じで、側面によって違った趣のあるスタジアムの外観です。
公式ショップ
■スタジアムの公式ストア
■市街地の公式ストア
公式ショップはスタジアム正面のメインスタンド側にあります。
市街地のグラスゴー・セントラル駅の近くにも公式ショップは出店しています。
選手のスタジアム入り
キックオフ1時間20分前頃、正面のメインスタンド側から選手がスタジアム入りし、その様子を見学することも出来ます。
良い場所で見学する場合は選手到着の30分前には場所を確保しておいた方がよいと思います。
スタンドレベル
スタンドは二層構造で全面1階席と2階席に分かれており、どこからでも観戦しやすそうな構造です。
収容人数は英国3位
セルティック・パークは収容人数は6万人を超える巨大スタジアムです。
英国内のクラブチームのスタジアムとしては、「オールドトラフォード」「トッテナムホットスパースタジアム」に次ぐ規模ですが、その殆どをシーズンチケットホルダーで占められていることだけでも地元での人気が分かります。
1階席はピッチとの距離が近く、前方はほぼ選手と同じ目線で観戦できそうです。
2階席の天井が高く、視界を遮るものはありませんが、後方はやや距離がありそうなので、2階席で観戦するなら前方の席を確保したいものです。
スタジアム自体は素晴らしいですが、通路は狭く古さを感じます。
スタジアム内で提供される飲食はキオスク程度なので、食事は訪問前に済ませておいた方が良いかもしれません。
2022/23 スコティッシュプレミアシップ 第21節
この日の席はメインスタンド前方アウェイチームのベンチのすぐ横の席で、ピッチはすぐ目の前でした。
メイン側の最前列はベンチより前にせり出しています。
日本人選手3名スタメン+1名ベンチスタート
キック30分前からFPがウォーミングアップを開始します。
古橋亨梧選手、前田大然選手、旗手怜央選手がスタメン。
11月にヴィッセル神戸より移籍の小林友希選手は初ベンチ入りでしたが、この日の出場はありませんでした。
You’ll never walk alone
キックオフ前には「You’ll never walk alone」が流れ、6万人の合唱は迫力があります。
同じ「You’ll never walk alone」でもスタジアムごとに個性があります。
セルティック 1 – 0 キルマーノック
⏱ 45分 ⚽ ジョタ(セルティック)
前半セルティックは一方的にボールを握りながらもなかなかシュートが打てず、スコアレスのまま前半終了しかけた頃に、前田選手のアシストからジョタのゴールで先制します。
6人目の日本人選手
ハーフタイムには横浜Fマリノスより期限付き移籍の岩田智輝選手の紹介があり、大きな拍手で迎えられていました。
アウェイ側ベンチ横
この日の席はアウェイチームのベンチのすぐ横です。
試合の流れは分かりづらく、ベンチが視界に入り観づらいこともありましたが、選手間の会話やアウェイチームの監督の指示が聞こえてくるくらいの臨場感のあるエリアでした。
後半に追加点
セルティック 2 – 0 キルマーノック
⏱ 51分 ⚽ オウンゴール(セルティック)
後半に旗手選手からのアシストでほぼ古橋選手のゴールと言っていいようなオウンゴールで2-0となります。
後半も圧倒的にセルティックがボールを握りますが、それ以上の追加点は奪えずにそのまま試合終了となりました。
マン・オブ・ザ・マッチ
マン・オブ・ザ・マッチは旗手選手で、終始際立ったプレーが印象的で異議なしの選出でした。
体格差では圧倒的に不利な日本人選手がここまで活躍しているのは本当に驚異的ですし、この冬に加入した小林選手、岩田選手にも続いてもらいたいものです。