
ベルナベウ・スタジアム
2019年から実施された大規模改修工事は2023年に完了し、収容人数約83,000人を維持したまま、最新設備を備えたスタジアムへと生まれ変わりました。
可動式ピッチや開閉式屋根、360度を囲む大型ビジョンを導入したことで、サッカーだけでなくコンサートなどの大型イベントにも対応可能となりました。
また、外観は未来的なデザインへと刷新され、商業施設やレストランも併設されるなど、年間を通じて収益を生み出す多目的スタジアムへと進化しています。
の改修を機に、スタジアムの名称も従来の「サンティアゴ・ベルナベウ」から、「ベルナベウ・スタジアム(Estadio Bernabéu)」へと移行が進められています。
スタジアム アクセス
スタジアムは都心に近いオフィス街に位置しており、主なアクセス手段は地下鉄またはバスです。
スタジアム直下に地下鉄駅があるため、地下鉄を利用するのが最も便利です。
マドリードの地下鉄
| 券種 | 運賃 |
| 1回券 (SINGLE TICKET) | ~5駅 : 1.5€ 6駅 : 1.6€ 7駅 : 1.7€ 8駅 : 1.8€ 9駅 : 1.9€ 10駅~ : 2.0€ |
| 10回券 (10-JOURNEY TICKET) | 12.2€ |
| ツーリスト・カード (TOURIST CARD) | 1日 : 8.4€ 2日 : 14.2€ 3日 : 18.4€ |
観光客が主に利用する地下鉄の切符は、「1回券」「10回券」「ツーリスト・カード」の3種類です。
切符はICカード式で、購入時には初期費用としてマルチカード代(2.50€)が必要です。
1回券は、初乗りから5駅までは1.50€で、6駅目以降は1駅ごとに0.10€が加算され、10駅目以降は最大2.00€となります。
10回券は、1回券と異なり、乗車距離にかかわらず1回あたり一律1.22€で利用できます。
ツーリスト・カードは1日券から7日券まで販売されています(6日券はなし)。
最終電車の出発は深夜1時30分のため、試合終了が遅い時間帯でも、帰りの交通手段を心配する必要はほとんどありません。
地下鉄で行く場合

スタジアムの最寄駅は地下鉄10号線「サンティアゴ・ベルナベウ駅(Santiago Bernabéu)」で、地上に出るとスタジアムは目の前です。
地下鉄10号線は、マドリード中心部を南北に走る主要路線で、ほとんどの地下鉄路線と接続しています。
サンティアゴ・ベルナベウ駅はアクセスに便利ですが、試合終了後は大変混雑します。
試合後の混雑回避
試合開催日には、3万人近い観客がサンティアゴ・ベルナベウ駅を利用するといわれています。
約8万人を収容するスタジアムから観客が一斉に退出するため、試合終了後約1時間は改札口やホームが大変混雑し、入場規制が実施されることもあります。
試合終了後の混雑を避けたい場合は、少し歩いて、ほかの地下鉄駅(ヌエボス・ミニステリオス駅やエストレチョ駅など)を利用するのも一つの方法です。これらの駅は他路線への乗り換えにも便利なため、比較的混雑を避けやすい傾向があります。
Nuevos Ministerios駅(地下鉄6・8号線)
「ヌエボス・ミニステリオス駅(Nuevos Ministerios)」はスタジアムの南側に位置し、徒歩約10分の場所にあります。
地下鉄6号線と8号線が乗り入れており、乗り換えにも便利な駅です。
- 6号線:
- マドリード中心地を一周する環状線
- 他の多くの地下鉄路線や近郊鉄道(Cercanías)との乗り換えが可能で、マドリードの交通網の要
- 8号線:
- マドリード・バラハス空港との発着駅
ヌエボス・ミニステリオス駅は、スペインを代表する老舗百貨店「El Corte Inglés(エル・コルテ・イングレス)」に隣接しており、試合前後の食事や買い物にも便利です。
Estrecho駅(地下鉄1号線)
「エストレチョ駅(Estrecho)はスタジアムの西側に位置する地下鉄1号線の駅で、スタジアムから約1.5km、徒歩約20分の場所にあります。
- 1号線:
- 市内を縦断する重要な路線で、ソル駅、グランビア駅など市内中心の駅に停車する
- 国鉄(レンフェ)の主要駅でもあるチャマルティン駅、アトーチャ駅とも接続している
エストレチョ駅はスタジアムから少し離れていますが、市内の主要駅を結ぶ地下鉄1号線の駅で利便性が高く、試合終了後の利用者も比較的少ないため、混雑を避けたい場合は特におすすめです。
サンティアゴ・ベルナベウ駅では、現在大規模な再開発も進められています。


再開発の概要
- 完成目標は2027年
- コンコースを新設し、駅の総面積を約2.5倍に拡張
- エレベータ、エスカレータの増設
- 完全バリアフリー化
- 駅構内の意匠をスタジアムをモチーフにした近代的なものに刷新
さらに将来的な展望として、2030年ワールドカップ開催に合わせて、空港とスタジアムを結ぶ新駅の設置を検討中。
バスで行く場合

市内各所とスタジアムを結ぶ路線バスも運行されており、スタジアムへ向かう主な路線は14・27・40・43・120・147・150番です。
試合終了後は、地下鉄に比べて利用者が少ないため、乗車までの待ち時間は短い傾向があります。ただし、スタジアム周辺は交通渋滞が発生するため、移動に時間がかかることが多くあります。
- 運賃:1回券1.5€/10会見12.2€
- 支払い方法:乗車時に、現金またはタッチ決済付きクレジットカードで決済
- 1日券等のツーリストカード(Abono Turístico)も利用可能
- 営業時間:6時~23時30分(路線によっては24時間営業バスもあり)
マルチカードにチャージされた地下鉄10回券はバスでも利用できますが、地下鉄の1回券は利用できません。
タクシーを利用する場合も、スタジアムから少し離れた場所で乗車する方がスムーズです。
マッチデイ情報

スタジアムに手荷物預かり所はありません。
主な持ち込み禁止物
- スーツケース、大型カバン
- 一眼レフカメラ、三脚
- ビデオ録画機器、マイク
- 飲食物
- 500mlを超える飲料 等
スペインの多くの駅にはコインロッカーが設置されていませんが、街中には一時的に荷物を預けられるサービスがあります。
ホテルやカフェ、小売店などが荷物預かり場所として登録されているサービスもあり、オンラインで場所の検索・予約・決済が可能です。
チェックイン・チェックアウトの時間や移動の都合で大きな荷物を持ち歩く必要がある場合は、このようなサービスを利用するのも一つの方法です。
スタジアム ツアー

スタジアムツアーは、試合日を含めほぼ毎日開催しています。
ツアーの形式はガイド付き・ガイドなしの両プランがあり、見学スタイルで選択できます。
- 内容:
スタジアムツアー+ミュージアム - 入場料(大人)
・ガイドなし:37€
・時間指定のないフレキシブル:44€
・ガイド付き(Premium):56€
・当日券:各プラン +3€
※マドリディスタプレミアムメンバーは20%オフ - 営業時間:
・月~土曜日: 9:00~19:00
・日曜日:10:00~18:30
※12/25、1/1は休業 - 所要時間:
・約60分程度+ミュージアム見学 - マッチデイツアー:
・キックオフ5時間前まで開催
公式ストア
スタジアムストア

試合当日は大変混雑するため、スタジアムで買い物をする場合は、早めの到着がおすすめです。
マドリディスタ・プレミアム会員向けの優先レジも設置されています。
- 営業時間:毎日10:00~20:30
市内の公式ストア

公式ストアはマドリードの中心部に3店舗あります。
- 営業時間:毎日11:00~21:00
スタジアムはアクセスの良い場所にあるため、スタジアムでゆっくり過ごしたい場合は、事前に街中の公式ストアで買い物を済ませておくのもおすすめです。
公式チケットの購入方法
「現地観戦ガイド」では、スタジアムへのアクセス方法や公共交通機関の利用情報、試合当日のイベント、セキュリティ対策などのマッチデー情報をはじめ、現地観戦に役立つ情報を紹介しています。





