1996年に開業したスタジアムで、フットボール史上最高選手の一人「ヨハン・クライフ」が2016年に亡くなったことを受け、2018年より現在のスタジアム名に変更しました。
収容人数は53,000人で、開閉式の屋根や太陽光パネルの設置など建設当時としては珍しい機能を取り入れたスタジアムです。
主なツアー概要
- 【入場料(大人)】:€20
- 【ツアー形式】:自由見学
- 【所要時間】:60分
情報は2023年2月時点のものです。
公式ホームページ
スタジアム アクセス
スタジアム最寄り駅は
Bijilmer ArenaA(ベイルマー・アレーナ)駅で、アムステルダム中央駅から地下鉄で15分程度です。
一つ手前のStrandvliet駅で下車してもスタジアムへの距離は同じくらいですが、Bijilmer ArenaA駅周辺の方が発展しており、スタジアムへ行く場合はコチラの駅を利用する人の方が多いです。
アムステルダム市内のトラム・バス・地下鉄はGVB(アムステルダム市営交通会社)が運営しており、乗車券はトラム・バス・地下鉄で共通です。
【運賃】
- 1時間券(1時間以内乗り放題):3.2ユーロ
- 1日券(24時間以内乗り放題):8.5ユーロ
- 2日券(48時間以内乗り放題):13.5ユーロ
1日券は3回乗れば元が取れるので、他に市内観光をする場合は1日券がお得になります。
スタジアムツアー
ツアー集合場所は公式ファンショップ横
ツアーの集合場所は、公式ファンショップ横のスタジアム西側のメインゲート(Hoofdingsang)内ロビーです。
受付でツアーパスが貰え、このパスがあると公式ショップでの買い物が10%オフになるのでスタジアムツアーとファンショップの買い物両方を予定しているなら、先にツアーに参加した方がお得です。
ツアー開始前にスタッフから簡単な説明がありますが、その後はガイドが付かず、順路に沿って自由に見学できます。
グラウンドはスタジアムの3階
高速道路の高架がスタジアムに直結しており、1階が駐車場、2階がレストラン、3階がグラウンドとなっているため、スタジアムツアーは長いエスカレータから始まります。
アウェイチーム ドレッシングルーム
ツアーのスタートはアウェイチームのドレッシングルームからです。
他クラブのユニフォームが掛けられていますが、このスタジアムで実際プレイした選手本人が使用したものを展示しているようです。
部屋の片隅には前日の試合のタイムテーブルが残されており、秒単位の進行スケジュールであることが分かります。
ホームチーム ドレッシングルーム
ホームチームのドレッシングルームは木目調で落ち着いた上品な雰囲気があります。
ホーム、アウェイともドレッシングルーム横にはシャワー室とクールダウン用のバスルームが装備されています。
最大37度の勾配
収容人数53,000人のスタジアムで、スタンドの最大傾斜は37°もあるため下から見るとその勾配と実感します。
天井の屋根は太陽光パネルを設置した開閉式です。
ロングサイド スタンド
ロングサイドの前方はほぼ選手と同じ目線での観戦ができそうなスタンドレベルです。
ミュージアム
ツアーの最後にタイトルトロフィーを中心としたミュージアムがあります。
国内タイトルで50以上、国際タイトルで10以上のタイトルホルダーなので、トロフィーで溢れています。
見学出来るスポットは思った以上に少なく、内容としてはやや物足りなさがありますが、ガイドが付かず気に入ったところはじっくり見学できます。