
- 2025/26 チャンピオンズリーグ / リーグフェーズ 第6節
- 2025年12月10日(水) 21:00 K.O.
- ドルトムント 2 – 2 ボデ/グリムト
- 観戦エリア:メインスタンド(OST) / 1階席前方
- チケット価格:62ユーロ
ミュンヘンからドルトムントへ

バイエルン観戦の翌日、ドルトムントでの試合観戦のため、ミュンヘンからドルトムントへ試合当日にICEで移動。
移動時間は約5時間30分、料金は44ユーロ(約8,000円)でした。
ドイツ鉄道の魅力として、早割で乗車券を購入すれば非常に安く利用できる点を以前の観戦記でも触れましたが、もう一つ特筆すべき優れた点として、ドイツ鉄道のアプリの完成度の高さが挙げられます。

DB Navigator

ドイツを鉄道で旅する際、よく遭遇するのが「鉄道の遅延やキャンセル(運休)の多さ」で、正直なところ運行面でのあまり良い評判は聞きません。
実際、これまでヨーロッパ各国で鉄道を利用してきましたが、運行上のトラブルに最も多く経験したのはドイツでした。
しかしその一方で、ドイツ鉄道(DB)の公式アプリ「DB Navigator」は、ヨーロッパの鉄道アプリの中でも群を抜いて使いやすく、完成度が非常に高いと感じます。
皮肉なことに、運行が不安定だからこそ、DB Navigatorの利便性の高さや、トラブル発生時のリカバリーのしやすさが、より際立っている面もあります。

UIが優れており、非常に使いやすい
DB Navigatorの最大の魅力は、直感的で使いやすいUIです。
出発地・到着地・日時を入力するだけで、ICE・IC・RE・RBなどを含めた最適なルートを一覧表示してくれます。
乗り換え時間、所要時間、列車種別が一目で確認でき、慣れていない旅行者でも迷いにくい設計になっています。
アプリは、英語表示に完全対応しており、ドイツ語の理解は必要ありません。
DBだけでなくSバーンやUバーンのチケットも購入可能
DB Navigatorは、ドイツ鉄道(DB)の列車だけでなく、各都市の近郊列車や地下鉄のモバイルチケットも購入できるのが大きなメリットです。
ベルリンやミュンヘン、フランクフルトなどでは、
- Sバーン(近郊列車)
- Uバーン(地下鉄)
- トラム
- バス
といった都市交通のチケットもアプリ内で購入可能です。都市ごとに別アプリを入れる必要がなく、移動手段を一元管理できる点は非常に便利です。
遅延やプラットホーム変更が即通知される
「よく遅れる」上で心強いのが、遅延やプラットホーム変更の通知機能です。
予約した列車を登録しておくと、
- 出発・到着時刻の変更
- 使用プラットホームの変更
- 乗り換えに影響する遅延
などがリアルタイムで通知されます。駅構内の電光掲示板を探し回らなくても、スマートフォンで即座に確認できるため、移動中のストレスが大きく減ります。
遅延・運休時の「代替ルート」提案
予定していた列車が大幅に遅れたり、運休になったりしても、アプリが即座に別の最適なルートを提案してくれるので、トラブル時のリカバリーもしやすいです。
走行中の急停車の理由もすぐに分かる
走行中に列車が止まっても、「車両トラブル」「先行列車の影響」など、具体的な理由がすぐにアプリに表示されます。
車内放送がドイツ語で分からなくても、アプリを見れば状況が把握でき不安が解消できます。

ICEなどのチェックイン機能が便利
ICEやICなどの長距離列車では、アプリでのチェックイン(Komfort Check-in)が可能です。
乗車後に自分の座席番号を入力すると、車掌による検札が原則スキップされる機能で、静かに過ごしたい時には助かります。
「Demand Indicator(混雑予測)」
列車の混み具合を予測表示で、座席指定をするかどうかの判断に非常に役立ちます。
チャンピオンズリーグ / リーグフェーズ第6節
ボデ/グリムト
チャンピオンズリーグが開催される日、街中にアウェイサポーターがあふれ返るのはおなじみの光景ですが、
ボデグリムトのチームカラーはドルトムントと同じ黄色と黒なので、アウェイサポーターの姿にまったく違和感を感じません。

アウェイ側スタンドも黄色と黒で染まり、まるでホームの一部かのようにスタジアムに溶け込み、「Real Yellow Wall」というバナーも掲げられていました。
ボデグリムトはここ数年、ヨーロッパ大会常連のノルウェーのチームです。
歴代所属選手には、マリウス・ホイブラーテン、キャスパー・ユンカー、オラ・ソルバッケンといった、浦和レッズにも在籍していた選手がいます。
バックスタンド側からの観戦

約2週間ぶりのジグナル・イドゥナ・パルク訪問。
前回同様、メンバー販売でバックスタンドのセンター寄り前方席を購入しました。チケット料金は62ユーロ(約11,500円)でした。
メンバーシップ加入には手間がかかりましたが、2試合とも良席を確保できたので、加入した甲斐がありました。

ドルトムント

ドルトムントの先発メンバーは、ギラシやアデイェミといった主力選手が外れ、ややターンオーバー気味の布陣でした。

前節終了時点で、ドルトムントは6位につけ、ストレートイン圏内に位置していました。
一方のボデグリムトは、ここまで0勝2分3敗の勝ち点2で32位と、リーグフェーズ敗退の危機的な状況にありました。
ドルトムント先制

試合は序盤からドルトムントがボールを保持し、18分にユリアン・ブラントのゴールで先制しました。
前半に追いつく
このまま力の差を見せつけ、ドルトムントが圧倒するかと思われましたが、42分、コーナーキックからの流れでボデグリムトがあっさりと同点に追いつきました。
スタンドのメッセージ

試合中に
「6 MATCHDAYS ARE ENOUGH(6試合で十分)」
「RESPECT THE FANS IN ALL COMPETITIONS!」
と書かれたバナーが掲げられました。
これは昨季からチャンピオンズリーグのフォーマットが変更され、予選にあたる試合数が6試合から8試合に増えたことへの抗議です。旧フォーマットであれば、この第6節でグループステージは終了していました。
試合数の増加が、「ファンの財布への負担」や「選手の健康」を犠牲にし、放送権料などのビジネスを優先しているとして、強い反発の意思が示されています。
ドルトムント勝ち越し

67分、再びユリアン・ブラントが押し込み、この日2点目。ドルトムントが勝利を決定づけたかに思われました。

2-1となり、もう1点を奪って試合を決めにいくかのように、ギラシとアデイェミが投入されました。
終盤追いつく
しかし、次の得点を挙げたのはボデグリムトで、75分に同点に追いつきました。
同点ゴールを決めたイェンス・ハウゲは、元ACミランの選手です。
アウェイ側スタンドは、異様とも言えるほどの盛り上がりを見せていました。
結果は2-2のドロー。ドルトムントにとっては、実力差のある相手に2度のリードを守れず、敗戦に等しい引き分けとなりました。
試合後のスタジアムは、勝ち点をもぎ取ったノルウェーからのサポーターの歓喜と、勝利を逃したホームファンのため息が入り混じる、独特の空気に包まれていました。

公式チケットの購入方法



