【観戦レポ】2024/25 マンチェスター・ユナイテッド vs レアル・ソシエダ

試合情報

  • 2025年3月13日(水) 20:00K.O.
  • 2024/25 ヨーロッパ・ラウンド16/2ndレグ
  • マンチェスター・U 4 (5-2) 1 レアル・ソシエダ
  • 観戦エリア:
    メインスタンド(South Stand)/1F席 前方

マンチェスター~スペイン・バスク路線

サン・セバスチャンに近いビルバオ空港とマンチェスター空港の間には、LCCのeasyJetによる直行便が運航されているため、ラウンド16の組み合わせは両チームのファンにとってアウェイ遠征がしやすい対戦だったかもしれません。

easyJet|公式ウェブサイト

ビルバオ〜マンチェスター間のフライト時間は片道約2時間で、運賃は安い時期であれば片道20ポンドから利用できます。

ヨーロッパの国際大会

異なる国のクラブ同士が対戦する試合の日に、街中がアウェイチームのサポーターで溢れるのは、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグといった国際大会が開催される街ではよく見られる光景です。

マンチェスターの街のあちこちでもラ・レアルのファンを見かけました。

スタジアム行きのトラムのなかではチャントを歌い続けるラ・レアルのファンで溢れ、通常のリーグ戦とは違った雰囲気があります。

マンチェスター・シティのエティハド・スタジアム前にあるダビド・シルバ像の前で、ポズナン・ダンスを踊るラ・レアルのファンの姿も見られたようです。

ELラウンド16/1stレグ

ELラウンド16・1stレグはラ・レアルのホームで戦い、ユナイテッドが先制しますが、ラ・レアルが追いつき1-1の引き分けでした。

試合スタッツを見てもほぼ互角で、2ndレグはユナイテッドのホームですが、どちらが勝ってもおかしくないチーム状態のようです。

ELラウンド16/2ndレグ

メインスタンドからの観戦

日本のサッカーファンにとっては注目のカードですが、チケットの売れ行きがあまり良くないのか、一般販売も行われました。

ある程度希望のエリアが選べたので、初めてメインスタンドの席を購入。チケット価格は£66(約13,000円)でした。

両チームともヨーロッパリーグのラウンド16に進出していますが、今シーズンのリーグでの成績は不振が続いており、リーグ戦の結果で来シーズンのCL、ELの出場はほぼ絶望的な状況でした。

来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得するには、このヨーロッパリーグで優勝するしか望みがない状況だったため、両チームにとって、リーグ戦以上に重要な試合です。

先制はラ・レアル

前半早々10分にオヤルサバルがPKを決め、ラ・レアルが先制。

ラ・レアルのサポーターエリアでは、ゴールが決まった際にお馴染みのポズナン・ダンスが見られ、こうした応援スタイルの違いを体感できるのも、国際大会ならではの楽しみの一つです。

PKで追いつく

ユナイテッドは先制を許したものの、同じくPKですぐに追いつきます。

PK2本で逆転

後半立ち上がりの50分に再びPKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスが決め、ユナイテッドが勝ち越します。

それまではほぼ互角の戦いのように見えましたが、逆転してからはユナイテッドが更に攻勢を強めていきます。

オールドトラフォードでプレイする久保選手の姿を見るのは不思議な気がしますが、いつかプレミアリーグ活躍する姿を見てみたい選手です。

ラ・レアルは後60分過ぎに一発レッドで一人少なくなり、1点ビハインドで数的不利となるものの75分過ぎに久保選手が交代となります。

この試合では、久保選手以外に得点を取れそうな選手が見当たらず、実際に久保選手が下がったあとは、ほとんど得点の気配がなくなりました。

点を取りに行かなければならない状況で、久保選手がピッチから退く不可解な交代でした。

キャプテンのハットトリック

87分に、カウンターからB・フェルナンデスにハットトリックとなるゴールを決め、さらに後半アディショナルタイムにもダロートのゴールでダメ押しとなりました。

ブルーノ・フェルナンデスはこのハットトリックで、ヨーロッパリーグでの得点関与数が41となり、同大会での最多記録を更新しました。

試合は4-1でフルタイム。合計スコア5-2でユナイテッドが準々決勝へ進み、準々決勝でフランスのリヨンと対戦します。

公式ウェブサイト

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