試合情報
- 2024年12月15日(日) 14:00K.O.
- 2024/25 プレミアリーグ 第16節
- ブライトン 1 - 3 クリスタル・パレス
- 観戦エリア:
バックスタンド(East Stand) / 1F席中段
日帰り観戦
同じ日の夜に開催される「チェルシーvsブレントフォード」のチケットを確保していましたが、当初ブライトンの試合観戦は予定していませんでした。
夜まで予定がなかったので、前日にEFLを含めロンドンで開催される試合を調べてみると、同日14時にブライトンのホームゲームが開催されることに気づきます。
ブライトンのこの試合は翌日12/16(月)の予定で、その日は都合が悪く観戦予定に入れていませんでしたが、対戦相手のクリスタル・パレスがカラバオカップに勝ち上がったため、前日12/15(日)14時キックオフに変更されていました。
ロンドンとブライトンは鉄道で1時間15~20分の距離。
鉄道ダイヤを調べてみると日帰りでブライトンへ行っても、19時キックオフのチェルシーの試合に間に合いそうです。
次にチケットの販売状況を調べてみると、試合前日でも席にかなり余裕があり、加えてメンバーシップ未加入でも観戦履歴があれば購入できたので、試合前日にブライトン日帰り観戦を決めました。
鉄道運賃はSuper-Off-Peakの往復で£20(約4,000円)、チケットはバックスタンド中央付近で£54(約10,800円)の計£74(約14,800円)です。
イギリスの鉄道は日帰りであれば片道料金と往復料金に殆ど差がないことがあるので、日帰り旅行がお得です。
見どころたくさんの試合
ブライトンとパレスの一戦は、お互いの街を結ぶ道路の名称から「M23ダービー」と呼ばれ、両チームはライバル関係にあります。
昨季パレスホームのダービーマッチで三笘選手が負傷し、長期離脱していました。
三笘選手が出場する試合をいくつか観戦したことがありましたが、いずれもブライトンのアウェイマッチで、アメックススタジアムで三笘選手を観るのは今回が初です。
そして三笘選手と鎌田選手の日本人選手対決ということで個人的には見どころが満載の試合でした。
ダービーマッチ
M23ダービーはイングランドの中で有名なダービーの一つと思いますが、試合前にダービーらしい雰囲気はあまり感じられませんでした。
それでも以前訪れた時より、ブライトン駅やスタジアム周辺に警察車両や警官が多く、ダービーマッチを意識した警備態勢だと思いますが、目立った混乱は見かけませんでした。
ロンドンからバレスサポーター向け特別列車が運行されたり、試合終了後25分間はアウェイサポーターはコンコースに待機と安全措置が取られたりダービーならではの対応はされていたようです。
バックスタンドからの観戦
試合前日でもかなり良い席が販売されていたので、バックスタンド中央寄り15列目付近の席を購入しました。
アメックススタジアムのバックスタンド1F席はあまり傾斜がないので、ピッチ全体を見渡すなら中段から後方の席の方が観戦しやすいと思います。
ブライトンvsクリスタル・パレス
開幕直後は好調だったブライトンも、直近ではヒュルツェラー新監督の下で最長の未勝利記録更新中で、公式戦3試合勝利なしの7位。
パレスは開幕直後の不振が響き降格圏付近の順位ですが、直近4試合は1勝3分けと少しずつ復調傾向にあります。
過去3シーズンのダービーマッチの成績はブライトンの2勝4分です。
三笘選手は先発出場、鎌田選手はベンチスタートです。
先制はパレス
最初のチャンスはキックオフ直後のブライトン三笘選手のシュートでしたが、パレスのGKヘンダーソンの好セーブに防がれます。
先制点はパレス。前半27分コーナーキックからのゴール前の混戦からチャロバーが押し込みます。
そのままの勢いのままサールのゴールでパレスは2点目を取ります。前半は0-2パレスリード終了。
後半もパレスペース
後半はブライトンにも好機もありましたが、パレスのGKヘンダーソンが得点を許しません。
鎌田選手は後半60分過ぎに出場。
パレス入団以来なかなか結果が出せていませんが、この日はいいプレイが随所にあり、次はもっと長い時間見てみたいと思わせるものでした。
三笘選手は開始直後の決定機以外は、チャンスに絡む場面が少なかったように見えました。
後半に差を広げる
後半82分にサール自身2点目のゴールで、試合が決定的なものとなりました。
3点目を取られ、試合終了を待たず席を立つ観客が目立ち始めます。
試合終了後、スタジアム前のファルマー駅ではプラットフォームへの入場に人数制限がかかるため、試合終了まで観戦すると予定していたロンドン行きの電車に乗れない可能性があり、85分頃にスタジアムを後にしました。
マン・オブ・ザ・マッチは2得点のサールでしたが、GKヘンダーソンもそれに並ぶ活躍でした。
この勝利でパレスは順位を15位に上げ、パレスファンにとっては最高の週末でした。