【現地観戦記】2025/26 バーミンガム・シティ vs ワトフォード

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観戦情報
  • 2025/26 EFLチャンピオンシップ 第18節
  • 2025年12月1日(月) 20:00 K.O.
  • バーミンガム 2 – 1 ワトフォード
  • 観戦エリア:KOP(バックスタンド) / 1階席前方
  • チケット価格:35ポンド
目次

ブレイディ&ブルーズ:バーミンガム復活への挑戦

バーミンガム・シティは以前から気になっていたクラブでしたが、Amazon Preime Videoで配信されたドキュメンタリー

『ブレイディ&ブルーズ:バーミンガム復活への挑戦
(原題:Built In Birmingham: Brady & The Blues)』

を観ていたこともあり、今シーズンはどうしても一度訪れてみたいクラブの一つでした。

この番組は、NFLの伝説的クォーターバックであるトム・ブレイディが共同オーナーに就任した、イングランドのサッカークラブ「バーミンガム・シティFC」の再生の過程を追ったドキュメンタリーです。

公開は2025年8月ですが、内容はトム・ブレイディが新オーナーに就任した2023/24シーズンから始まります。

成績不振に喘ぎ、最終的に降格の憂き目に遭った古豪バーミンガム。
このシーズンは、途中からウェイン・ルーニーが監督に就任したものの、そこから順位が急降下し、最終的に3部リーグであるリーグワンへの降格が決まったシーズンでもありました。

番組では、2024/25シーズン開幕当初の期待感から、シーズン中に直面する厳しい現実、そしてクラブ再建に向けた舞台裏までを、全5話にわたって描いています。

結果的にバーミンガムは新オーナー体制のもと、シーズン最多勝ち点を更新し、1年でチャンピオンシップへ復帰しました。

そのため、24/25シーズン自体はそこまでドラマティックとは言えませんが、この番組を観ておくことで、現地での試合やクラブの見え方は大きく変わってきます。

スタジアムアクセス

本拠地のセント・アンドルーズ・スタジアムは、市内中心部から東へ約2.5kmの場所に位置しています。

比較的市街地に近いスタジアムですが、利用できる交通手段は限られており、最も利便性が高いのはシャトルバスです。

マッチデイ無料シャトルバス

試合当日は、ニューストリート駅周辺から無料のシャトルバスが運行されています。

  • 運行時間:キックオフ2時間半前から、キックオフ30分前まで
    (約15分間隔で運行)
  • 所要時間:約10~15分

行きと帰りでルートが違いますが、途中停車はありません。

シャトルバス乗降場

シャトルバス乗り場は、ニューストリート駅近くのスモール・ブルック・クイーンウェイ通り(Smallbrook Queenway)沿いにある、NS7バス停です。

バス番号の「1875」はクラブの創立年を表しており、2025/26シーズンは、ちょうどクラブ創立150周年のアニバーサリーイヤーにあたります。

シャトルバス以外の交通手段

シャトルバス以外にも路線バスが運行されていますが、キックオフが近づくとスタジアム周辺の道路が封鎖されるため、路線バスは迂回ルートでの運行となります。

また、電車でアクセスすることも可能で、スタジアムから約800mの場所にある鉄道駅「Bordesley駅」は、試合日のみ営業しています。

クラブ創立150年

2025/26シーズンを「創立150周年」の特別なシーズンと位置づけ、年間を通じて多彩なイベントやキャンペーンを展開しています。

その一つが特別仕様のエンブレムで、今シーズンのホームユニフォームには、150周年を記念した特別なゴールドのクレストが採用されています。

St. Andrew’s @ Knighthead Park

スタジアムの正式名称は「St. Andrew’s @ Knighthead Park」です。

これは、新オーナーのトム・ブレイディ氏と共にクラブ再建を進める投資会社「Knighthead Capital Management」が命名権を取得したことによるものです。

伝統ある「St. Andrew’s(セント・アンドリュース)」の名を残しつつ、企業名を後ろに付け加えた形式になっています。

ジュード・ベリンガム

現在レアル・マドリードで活躍するジュード・ベリンガムは、バーミンガム・シティのユース出身です。

16歳でトップチームデビューを果たし、クラブの最年少出場および最年少得点記録を樹立しました。

トップチームでのプレーは2019-20シーズンのわずか1年間でしたが、その功績を称え、当時の背番号「22」は現在、クラブの永久欠番となっています。

新スタジアム構想

2025年11月、クラブは待望の新スタジアム構想を発表しました。

この新スタジアムは、地域の産業遺産を象徴する12本の巨大な煙突を配した独創的なデザインが特徴です。

国内でも最大級となる62,000人を誇り、最新の開閉式屋根と可動式ピッチを完備。

サッカーはもちろん、音楽コンサートなど、年間通じて開催できる多目的施設を目指しています。

2026年内の計画申請を経て、2028年の着工、そして2030/31シーズンの完成を目指しています。

チャンピオンシップ第18節

月曜日のナイトゲームで、試合開始1時間前頃から強い雨が降り始めました。

雨の影響でスタジアムショップや屋根のあるファンゾーンは非常に混雑しており、試合前の時間をゆっくり過ごせなかったのが残念でした。

チケットは、バックスタンド前方の席を一般販売で購入しました。

前方席を選ぶ際は、ある程度雨に濡れることを覚悟しますが、この日はイギリス特有の霧雨ではなく、本格的に強い雨だったため、試合前から少し気が滅入ります。

チケット価格は35ポンド(約7,000円)ですが、これで最も高いエリアのチケットです。プレミアリーグのチケットと比べると、かなり安く感じます。

昇格組のバーミンガムは、前節終了時点で13位につけています。

チームの中心選手である岩田智輝は、累積警告によりこの試合は出場停止でした。

また、今季フランスのレンヌから加入した古橋亨梧は、ここまでゴールがなく、途中出場が続くなど苦戦しています。

2022/23シーズンにプレミアリーグからチャンピオンシップへ降格したワトフォードは、降格後は毎シーズン中位程度の成績にとどまっていますが、今季はここまで8位につけ、昇格プレーオフ圏内を争う位置にいます。

キックオフの時間帯には雨もだいぶ収まり、前方席でも雨をあまり気にせず観戦できるほどになっていました。

前半31分、韓国代表のペク・スンホのゴールでバーミンガムが先制します。

自ら高い位置でボールを奪い、そのままペナルティエリア外から放った見事なミドルシュートでした。

バーミンガムの背番号28は、ジェイ・スタンスフィールド。

この選手はドキュメンタリー『ブレイディ&ブルーズ』の中でもフォーカスされていたので、この試合でも特に注目して観ていました。

前半43分、デマライ・グレイのこちらも素晴らしいゴールで、バーミンガムが2-0とリードを広げます。

ワトフォードは後半に1点を返しましたが、試合は2-1でフルタイム。

月曜夜の雨の試合でしたが、内容はとても良く、見応えのある一戦でしたが、古橋選手の出場はありませんでした。

雨の影響で現地でゆっくり過ごすことができず、日本人選手を観ることができなかった点など名残惜しさはありますが、機会があればまた訪れてみたいと思えるスタジアムでした。

試合終了頃には雨も止み、市街地までは徒歩で帰宅。歩いて帰る人の姿も多く、中心部まではおよそ30分ほどでした。

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