【観戦レポ】2024/25 マンチェスター・ユナイテッド vs ノッティンガム・フォレスト

試合情報

  • 2024年12月7日(土) 19:30K.O.
  • 2024/25 プレミアリーグ 第15節
  • マンチェスター・U 2 3 N・フォレスト
  • 観戦エリア:
    バックスタンド(Sir Alex Ferguson Stand) /1F席 前方

スタジアム最寄り駅

スタジアムへの最も一般的な公共交通手段はトラムです。

クラブ公式サイトでは、「最寄り駅はオールド・トラフォード駅でスタジアムまで徒歩5分」とありますが、実際はもう少し離れており、Googleマップで計測すると「駅からスタジアムまで850m徒歩12~15分」と案内され、こちらが実態に近いです。

はじめてここを訪れたとき、駅からスタジアムまで結構遠いな、と感じた記憶があります。

そして実際の最寄り駅はスタジアム北側の「Warfside駅(ワーフサイド)」で、この駅からだと徒歩5分の距離です。

ワーフサイド駅のホームからスタジアムの一部が見えるくらいの距離感です。

ワーフサイド駅がある路線(レッドライン)は街の中心部を通らないため、市街地から向かう場合は途中の駅で乗り換えが必要になりますが、乗り換えの手間を考慮してもオールドトラフォード駅よりワーフサイド駅の方が利便性は高いと思います。

試合終了後のワーフサイド駅はそれなりに混雑しますが、認知度が低いせいかオールドトラフォード駅より利用者は少ないように感じます。

イギリス中西部は荒れた天気

同日ライチタイムに予定されていたグディソン・パークでの最後のマージーサイドダービーは、前日からの悪天候と強風により早々と中止延期が決まっていました。

ユナイテッドの試合も悪天候による開催の可否が検討された様ですが、海沿いのリバプールに対して内陸のマンチェスターは天候の乱れの影響を受けにくいのか、当日は曇り時々雨ながら風はほとんどない空模様でした。

バックスタンドからの観戦

この日はバックスタンド1F席10列目付近の席を選択しました。

実際にスタンドに入ってみると10列目付近はピッチから近すぎるように感じ、もう少し後ろの20列目付近ぐらいの席が自分の好みに合いそうでした。

今シーズンのユナイテッドは、チケットの追加販売を頻繁に行っているため、開幕前の大規模販売での購入を逃しても、追加販売やリセール販売で1F席やロングサイド中央寄りの良席でも確保しやすくなったように感じます。

加えて最近の成績不振も影響してか、今シーズンは一部人気カードを除き、殆どの対戦カードで常時チケットの在庫があり、以前の様にチケット入手に苦労することが少なくなりました。

対照的な両チーム

11月に就任したばかりのアモリム新監督ですが、就任後のリーグ戦は3試合で1勝1敗1分。

ここまで勝っても負けても毎試合選手を入れ替え、選手の実力や適性を見極めているような感じで、チーム自体は今シーズン5勝5敗4分けで13位と昨今の低迷から抜け出せていません。

この日のディフェンス陣、ヨロ、マルティネス、デリフトの3CB。

今季期待され仏リールから加入したレニー・ヨロは、シーズン前に骨折し出遅れていましたが、この日が初スタメンで、不振のチームの中で明るい話題の一つです。

対するフォレストは前節でシティに敗れるが前節終了時点で、7位で開幕から好調を維持しています。

ユナイテッド vs フォレスト

強い雨が降る中でのキックオフです。

前半開始2分でアウェイチーム先制

キックオフの笛が鳴り、多くの観客がまだ席に着いていない前半2分、フォレストがコーナーキックからあっさり先制した。

ユナイテッドはリードされても殆どの時間帯を支配しており、18分にホイルンドのゴールで追いついた後はそのまま逆転できそうでしたが、1-1で前半終了です。

後半も開始2分で失点

前半同様にフォレストは開始2分でゴールを奪い、再び多くの観客が自分の席に着く前にユナイテッドはリードを許します。

1点目と2点目の点の取られ方は違いますが、いずれも抑えることが出来た不用意な失点の様に見えました。

ユナイテッドは1失点目の後と同じようにすぐに追いつけそうでしたが、さらに追加点を奪ったはフォレスト。

ゴールを決めたのは今シーズン好調でチームを引っ張るクリス・ウッド。バースディゴールでした。

クラブ新記録

このゴールはウッドにとってフォレストでのプレミアリーグ通算25ゴール目で、クラブのプレミアリーグ最多得点者となるゴールでもありました。

ユナイテッドから見ると3失点ともあっさりと簡単にとられたようなゴールでした。

それでも60分過ぎにブルーノ・フェルナンデスのゴールで1点差に迫り、その勢いで同点ゴールを奪えそうでしたが、追いつきそうで追いつけないまま2-3で試合終了。

今シーズンの両チームの状態がそのまま結果となって表れたような試合で、ユナイテッドが勝てないのも、フォレストが調子が良いのも現在の実力ということを実感する試合でもありました。

2年で立場が逆転

2022/23シーズンにも同じ対戦カードをここで観戦していました。

その時は、昇格組のフォレストにユナイテッドが格の違いを見せつけるような内容でしたが、僅か2年で立場が逆転したようなチーム状態になっています。

ユナイテッドはここから建て直せるか、フォレストは12、1月での強豪との対戦でどんな結果残せるかにも今後注目してみたいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!