試合情報
- 2024年12月15日(日) 19:00K.O.
- 2024/25 プレミアリーグ 第16節
- チェルシー 2 - 1 ブレントフォード
- 観戦エリア:
バックスタンド(West Stand) /1F席 前方
ブライトンからロンドンへ
同日の昼間に開催されたブライトンの試合を観戦した後、16時15分過ぎのブライトン駅発の電車でロンドンに戻り、そのままスタンフォードブリッジに向かいました。
ロンドンへ戻る途中の電車が、約20分間臨時停車しましたが、キックオフの45分前にはスタンフォードブリッジに到着。
ブライトンやサウサンプトンのようにロンドンからの日帰り圏内地域を含めると、ロンドンとその近郊にはプレミアリーグの約半数のチームの本拠地があり、ELFのチームまで含めるとかなりの数のチームが一定の地域に集中しています。
そのおかげで、日程の巡り合わせがよければ、一日複数試合の観戦も十分ができます。
バックスタンドからの観戦
今回はバックスタンド1F席(Lower)からの観戦で、スタンフォードブリッジのロングスタンドで観戦すること自体初めてです。
チケット価格は£64(約12,800円)
チェルシーのチケットは上層階の方が高額ですが、ロングサイドとショートサイド、そして上層階と下層階の価格差があまりありません。
今回のブレントフォード戦はカテゴリーAマッチです。
カテAマッチの一般席(見切れ席、ファミリー席除く)で
・最安がゴール裏下層階(Lower)で£58
・最高がメインスタンド上層階(East Upper)とバックスタンド下層階(West Lower)で£64
という具合に一番高い席と一番安い席の価格差が£6しかありません。
価格差が小さいので、価格でエリアを迷う必要がありません。
独特の販売方法
チェルシーの一般席チケットは購入時に座席選択ができず、選択できるのはエリアまでです。(リセールチケットは席選択が可能)
抽選販売方式で座席が選択できないことは他のクラブでもありますが、先着順販売で座席選択が出来ないのは知る限りチェルシーのみです。
購入時に希望エリアを選択し、購入完了後に届く確認書に座席番号が記載されています。
今回はバックスタンドの1F席(Lower)を選択し、割り当てられたのは10列目付近の席でした。
バックスタンドは最前列に車椅子用エリアが設定されており、少しピッチから離れており、スタンドの傾斜も緩いのでピットまで遠く感じます。
シートは座席幅が狭く、やや窮屈に感じます。
ウエスト・ロンドン・ダービー
チェルシーとブレントフォードはいずれもロンドン西部を本拠地とするチームで、この一戦は「ウエスト・ロンドン・ダービー」とも言える対戦ですが、ダービー感は殆ど感じません。
チェルシーvsブレントフォード
チェルシーは前節終了時点でリヴァプールに続く2位。前節もスパーズに逆転勝ちで3位アーセナルに勝ち点4を離し好調です。
ブレントフォードは前節終了時点で9位。ここまで7勝全てがホームゲームで、ホームに強く、アウェイに弱い傾向にあります。
ただ、チェルシーは対ブレントフォード戦過去5試合で0勝3敗2分と苦手としており、両チームの順位や状態があてにならいない試合が予想されます。
前半はチェルシーペース
前半はほぼチェルシーがボールを握る展開で、何度かN・ジャクソンに決定機がありましたが、スコアレスのまま前半終了間際の43分、マドゥエケのクロスからククレジャのヘッドで先制。
ククレジャはチェルシー加入後初のゴールでした。
アシストをしたマドゥエケにとってはリーグ戦出場50試合目の試合でした。
後半は互角
チェルシーは対ブレントフォード戦の相性の悪さを考えると、もう1点取って勝ちを確実にしたいところ。
チェルシーが追加点を奪えないままブレントフォードの流れになり始め、ゴールまであと数センチまで迫る場面もありました。
ストライカーの追加点
後半もN・ジャクソンは決定機を外す場面がありましたが、後半35分過ぎにゴールを決めます。
ストライカーらしい力強いフィニッシュでした。
ニコラス・ジャクソンもこの試合がリーグ通算出場50試合目でした。
アウェイチームが盛り返す
後半45分にエンボウモのゴールでブレントフォードが1点を返します。エンボウモの今季10得点目は自身キャリハイの得点でもありました。
アディショナルタイムは7分。ひょっとしたら追いつくのではないかという勢いと雰囲気がありましたが、そのまま2-1で試合終了。
チェルシーはリーグ5連勝。首位リヴァプールより消化試合が1試合多いながらも勝ち点差2まで迫る価値ある1勝でした。