2023/24 ウルヴァーハンプトン vs チェルシー【観戦レポ】

目次

試合情報

  • 2023年12月24日(日) 13:00KO
  • プレミアリーグ 第18節
  • ウルヴズチェルシー
  • 観戦エリア:
    メインスタンド(Billy Wright) 1階席 / 後方エリア

現地観戦ガイド

  • スタジアムアクセス
  • 公共交通手段
  • スタジアムレギュレーション
  • スタジアムツアー
  • 公式ショップ情報 等

現地観戦に関する情報は下記記事をご参照ください。

モリニュー・スタジアム

スタジアム周辺には大学やコンサートホールなどの公共施設があり、街の中心地からも徒歩圏内の大変便利な場所にスタジアムは位置しています。

スタジアムへ続く地下通路からもクラブの歴史を感じることが出来ます。

1880年代に開業したスタジアムで、現在の収容人数は32,000人。

ロングサイドとアウェイ側ゴール裏は2層構造、ホーム側ゴール裏は1層構造のスタジアムです。

メインスタンド最前列は車椅子用スペースで、スタンドとピッチの間にも少し離れているため1階席前方でもピッチとやや距離を感じます。

ロングサイドは1階席より2階席の方が観戦しやすそうです。

チケットの価格は、2階席の方が高く設定されていますが、2階席の方から売れていく傾向にあります。

ホーム側ゴール裏は全席立ち見席で、各席の前に手すりが設置されています。

古いスタジアムでメインスタンドのシートは老朽化しています。

Seat Information

ウルブズのチケット購入時の席を選択する際に「Seat Information」と注釈事項が入る席がいくつかあります。

実際どのような席なのか現地で確認してみました。

①メインスタンド1階席前方「Restricted View Seat (RV席)/見切れ席」

メインスタンド前方の席を視界制限のある見切れ席として販売している場合があります。

席位置が低くフィールド全体が見渡せないため「見切れ席」としている感じです。

ピッチとスタンドの間には少し距離はありますが、特に視界の妨げとなるような障害物等はなく、一般的な1階席前方の見え方です。

あまり人気がないのか、売れ残りがちなエリアですが、選手を近くで見たい方や前方での観戦が好きな方なら問題なさそうです。

②ゴール裏「Standing Area/立見席」

ホーム側ゴール裏(Sir Jack Hayward Stand)は立見席として販売されており、熱心なファンが集まるエリアでもあります。

実際、試合を通して殆どファンが立ち見で観戦しています。

ゴール裏で着席して観戦したい場合は反対側のアウェイ側ゴール裏(Stan Cullis Stand)や次に説明するコーナー付近「屋根がないエリア」での観戦がおすすめです。

③ホーム側コーナー付近「Uncovered Area/屋根がないエリア」

ホーム側ゴール裏とバックスタンドの間のコーナーフラッグ付近に屋根のないエリアがあります。

このエリアはチケット価格は安く設定されており、売れ残る傾向にあります。

屋根がないので雨天時は濡れますが、個人的には観戦しづらいエリアではないと思います。

スタジアムグルメ

スタジアム内の飲食物は軽食程度です。

スタジアム内に見どころはなく、自分の観戦エリア以外に移動が出来ないので、早めに入場すると時間を持て余しそうです。

マッチデイ情報

試合の数日前には、試合当日の情報や諸注意事項がファン向け公式Xアカウント(@WolvesHelp)から発信されます。

・公共交通情報
・両チームが着用するユニフォームの色
・ファンゾーンのオープン時間とイベント内容、飲食提供物
・公式ストアのオープン時間
・入場時のチケットの提示方法 等

今回はクリスマスイブで、公共交通機関が減便されいたため、そういった情報も発信されていました。

プレミアリーグ 第18節

クリスマス・イブのマッチデイ

12月24日クリスマスイブに開催された唯一の試合で、クリスマスイブにプレミアリーグの試合が開催されるのは28年振り2回目のようです。

ウルヴァーハンプトン

ウルブズは開幕直前の監督交代や主力選手の大量放出などで不安要素の多いままのシーズンに入りましたが、この試合開始前で14位。

10位と勝ち点3しか差がなく、前評判以上に健闘している印象です。

特に、韓国代表ファン・ヒチャンはここまで8ゴールで得点争い上位に付けています。

ファン・ヒチャンの活躍もあって韓国からのファンも多数訪れていました。

チェルシー

チェルシーの試合前の順位は10位。

ビッグクラブとしては寂しいシーズンになっていますが、公式戦直近2試合で連勝しており、チーム状態としてはチェルシーの方が上向き傾向にあります。

序盤はチェルシーペース

キックオフ直後からチェルシーがペースを握り、最初の決定機はチェルシー。

スターリングが高い位置でボールを奪い、キーパーと3対1の状況になるが決められず。

後から振り返ると「ここでゴールを決めていれば」というような決定機で、スタジアムにいた全チェルシーファンが頭を抱えるようなシーンでした。

前半はスコアレスでしたが、両チームとも攻守の切り替えが多く見ごたえのある内容でした。

アウェイエリア

モリニュースタジアムのアウェイエリアは流動的で、対戦相手によってロングサイドになったりショートサイドになったりします。

アウェイサポーターの訪問が多く見込まれる場合は、バックスタンド1階エリア全席がアウェイエリアになります。

この日もバックスタンド1階エリアは全てチェルシーサポーターで占められており、青いサンタ帽を被ったファンの姿が目立ちました。

先制はウルブズ


ウルブズ 1 - 0 チェルシー
⏱ 51分 ⚽ M.レミナ(ウルブズ)


ここまで、チェルシーのGKペトロビッチの好セーブで無失点で凌いでいましたが、CKからウルブズが先制。

アディショナルタイムに追加点


ウルブズ 2 - 0 チェルシー
⏱ 93分 ⚽ M.ドハティ(ウルブズ)


1-0になった後は、チェルシーの時間帯が続きますが、後半ATにカウンターからドハティのゴールでウルブズが決定的な追加点を奪います。

デビュー戦プレミア初ゴール


ウルブズ 2 - 1 チェルシー
⏱ 96分 ⚽ C.エンクンク(チェルシー)


チェルシーはプレミアリーグデビューのエンクンクが初ゴールを決めますが、その頃にはチェルシーのファンエリアは空席が目立っていました。

試合は2-0で終了。ウルブズファンにとっては最高のクリスマスプレゼントになりました。

ウルブズは、3試合ぶりの勝利で勝ち点でチェルシーに並び順位は11位。開幕直前の監督交代などシーズン当初はネガティブな話題はすっかり聞こえなくなる位の結果が出ています。

一方チェルシーは直近6試合4敗目で苦戦が続いています。

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