2023/24 ウエストハム vs マンチェスター・ユナイテッド【観戦レポ】

目次

試合情報

  • 2023年12月23日(土) 12:30KO
  • プレミアリーグ 第18節
  • ウエストハムマンチェスターU
  • 観戦エリア:
    バックスタンド(Billy Bonds Stand)1階席 / 前方エリア

スタジアム アクセス

スタジアムはロンドン東部に位置し、主な交通手段は地下鉄、オーバーグラウンド等の鉄道でスタジム最寄り駅は4ヶ所あります。

4駅それぞれの利点・欠点について紹介します。

Stratford(ストラットフォード)駅

【利点】
・乗入れ路線が多い(4路線)
・鉄道主要駅Liverpool Street(リヴァプールストリート)駅から一駅8分

Oxford Circus(オックスフォードサーカス)駅など市の中心部を運行するCentral線が乗り入れている
・大型ショッピングセンターに隣接している

【欠点】
・スタジアムまで遠い(徒歩20分)
・利用者が多く混雑する


Stratford International(ストラットフォード・インターナショナル)駅

【利点】
・鉄道主要駅St.Pancras(セント・パンクラス)駅から一駅7分(Greater Anglia鉄道)
・大型ショッピングセンターに隣接している

【欠点】
・乗入れ路線が少ない(1路線)
・スタジアムまで遠い(徒歩20分)


Pudding Mill Lane(プディング・ミル・レーン)駅

【利点】
・スタジアムまで近い(徒歩10分)
・ロンドン塔(Tower of London)、タワー ブリッジ(Tower Bridge)方面からの利便性がよい

【欠点】
・乗入れ路線が少ない(1路線)
・乗換えが必要になる場合が多い


Hackney Wick(ハックニー・ウィック)駅

【利点】
・スタジアムまで近い(徒歩10分)
・利用者が少ないので試合後もあまり混雑しない
・Highbury&Islington駅でヴィクトリア線に接続しているので、鉄道主要駅のEuston(ユーストン)駅、St.Pancras(セントパンクラス)駅方面から向かう場合の利便性がよい(ユーストン駅から20分程度)

【欠点】
・乗入れ路線が少ない(1路線)
・乗換えが必要になる場合が多い

①Stradford駅
②Stradford International駅

①②の駅は、ロンドン市内の主要駅から一駅、乗車時間10分以内で乗換えの必要はないが、下車後スタジアムまで遠い(徒歩20分)。

③Pudding Mill Lane駅
④Hackney Wick駅

③④の駅はロンドン中心部から向かう場合、乗換えが必要な場合が多いが、下車後のスタジアム近い(徒歩10分)。

最寄り駅が多いので試合終了後は分散され、いずれの駅も比較的混雑は少なく、試合終了30~40分後にはロンドン中心部まで戻れると思います。

【公式HP】:スタジアム アクセス

【公式HP】:各駅からの徒歩ルート

ロンドン・スタジアム

ロンドン東部に位置し、2012年のロンドン・オリンピックのメイン会場として建設された比較的新しいスタジアムで、2016/17シーズンよりウエストハムのホームスタジアムとして利用されています。

現在も多目的スタジアムとして利用されていますが、客席が可動するため、サッカー以外にも陸上競技、コンサート会場、野球なども開催されています。

2019年にはMLBニューヨーク・ヤンキースの試合が開催され田中将大投手が先発しました。

2024年6月にもニューヨーク・メッツvsフィラデルフィア・フィリーズの試合が予定されています。

マッチデイ・ガイド

公式HPの「マッチデイガイド」では、スタジアム訪問前の注意事項や試合当日の情報が案内されています。

【公式HP】:マッチデイガイド

持ち込み可能なバッグサイズはAサイズまでで、手荷物預かり所はありません。

最寄りの手荷物預かり所として、Stradford International駅に隣接する商業施設「ウエストフィールドショッピングシティ」を案内しています。

【公式HP】:バッグポリシーと手荷物預かり所

公式X(@WestHamHelp)での情報発信

試合に関する情報は各試合直前にファン向けの公式Xアカウント(@WestHamHelp)からも発信されています。

イベントガイド

試合当日のタイムテーブル

ロンドン・スタジアム

収容人数は62500人で、スタンドは2層構造です。

1階席は後方がおすすめ

1階席は傾斜角が小さく、ピッチとも離れているため前方は見えづらいので、1階席で観戦するなら20列目より後方が観戦しやすいように思います。

上の画像は、バックスタンドとピッチとの間隔です。かなり離れているように見えますが、実際は画像での見るほど距離感は感じませんでした。

サッカー専用スタジアムに比べると臨場感は欠けますが、一般的な陸上トラック付スタジアムにしては、そこまで悪い観戦環境ではありません。

おすすめはロングサイド2階席前方

最も観戦しやすそうなのはロングサイド2階席前方だと思います。

2階席コーナー付近からの眺めも悪くありません。

チケット価格はセンターライン辺りが高く、左右ゴール方向に向かうにつれ安くなっていきます。

同じ縦列の席なら1席、2席ともチケット価格は同じです。

ゴール裏

ゴール裏の客席はゴールラインに並行して設置されており、思った以上にピッチから近いです。

ゴール裏も1F席後方の方が観戦しやすく、チケット価格も1階席後方の方が高く設定されています。

ゴール裏2階席はかなり距離がありそうで価格は最も安く設定されています。

1階席前方での観戦ならロングサイドよりショートサイドの方がピッチ近いように思います。

予想以上に良い環境

コンコースは吹きさらしですが、飲食店舗は充実していました。

サッカー観戦環境として専用スタジアムには劣りますが、「陸上トラック付スタジアム」という先入観を持って来てみると想像するほど悪い環境ではなく、観戦時に陸上トラックがあることを殆ど感じさせません。

国立競技場もこのような感じで運用できれば、サッカーファンの見方も大分違っていただろうと思います。

プレミアリーグ 第18節

試合開始前は、自分の観戦エリア以外への移動が可能なので、ウォーミングアップは両チームの選手を近くに見学できます。

マンチェスターUは出場停止明けでB・フェルナンデスが戻ってきましたが、ダロートが前節イエロー2枚で今節出場停止。スタメンがなかなか定まりません。

今シーズンのマンチェスターUは、怪我人が多くディフェンスラインが固定できず、この日は19歳のカンブワラがトップチームデビューをしました。

新しい戦力の台頭は喜ばしいことでありますが、今のユナイテッドには苦しさの裏返しのように映ります。

I’m Forever Blowing Bubbles

キックオフ直前にお馴染みの「I’m Forever Blowing Bubbles」の合唱とシャボン玉の演出。

シャボン玉の演出は後半開始時も行われ、キックオフの笛が鳴っても暫くはシャボン玉は放出され続け、ピッチ上を飛び交っていました。

前半はややマンチェスターUが優勢でしたが、両チームとも大きな決定機は作れないまま0-0のまま前半終了。

先制はウエストハム


ウエストハム 1 - 0 マンチェスターU
⏱ 27分 ⚽ J.ボーウェン(ウエストハム)


先制点はイングランド代表経験もあるボーウェン。

今シーズンのチームの好調の要因の一つがボーウェンの活躍で、得点王争いの上位に付けています。

対象的なチーム状況

今シーズンのウエストハムは戦力が万全でないながら新旧の選手が上手く融合し、大きく崩れることなく順調に勝ち点を積み重ねている印象です。

マンチェスターUは怪我人が多く、ベストなスカッドを組んで試合を臨めたことが殆どなく、良い試合をすることはあっても継続しないように見えます。

追加点は新加入選手


ウエストハム 2 - 0 マンチェスターU
⏱ 78分 ⚽ M.クドゥス(ウエストハム)


ウエストハムの2点目は今季加入したガーナ代表モハメド・クドゥス。

昨年のカタールW杯で注目を集め、昨シーズンは若くしてアヤックスの中心選手として活躍し、プレミア1年目ながらシーズン途中からはスタメンに定着しています。

クドゥスは、このゴールだけでなく、この試合両チームの中で一番目立っていた選手のように見えました。

試合前の勝ち点は、マンチェスターUが「1」上回り、順位はマンチェスターU6位、ウエストハム8位でしたが、直近の試合成績で見るとウエストハムの方が上り調子で、それがそのまま試合の結果に出ました。

この試合の勝敗で順位も入れ替わりウエストハムファンにとっては最高のクリスマス・プレゼントになりました。

一方のマンチェスターUは公式戦4試合連続無得点で公式戦20敗目。なかなか浮上のきっかけがつかめません。

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