試合情報
- 2024年12月12日(木) 21:00K.O.
- 2024/25 ヨーロッパリーグ・リーグフェーズ 第6節
- レアル・ソシエダ 3 － 0 ディナモ・キーウ
- 観戦エリア：
バックスタンド / 1F席 前方
マドリードからサン・セバスチャンへ
マドリード～サンセバスチャン間の距離は約470kmで、東京～大阪間より少し短いくらいです。
両都市間の主な交通手段は飛行機または鉄道で、飛行機で約1時間、鉄道で約5時間半～6時間です。
移動当日の試合観戦でしたが、21時キックオフの試合で、朝早い鉄道出発便を利用すれば12時過ぎにはサンセバスチャンに到着できるため、高速鉄道AVEで移動しました。
運賃は利用時期や予約時期で異なりますが、今回は€26(約4,200円)です。
スペインの鉄道は、早割を利用することで最大70％近い割引率でチケットを購入できるので早めの予約がお得です。
公共交通機関はBarikカードがお得
サンセバスチャン市街地～スタジアム間の主な公共交通手段はバスまたは鉄道です。
料金の支払い方法はタッチ付きクレジットカードが一般的ですが、「Barikカード」を利用すると大幅な運賃の割引を受けることができます。
「Barikカード」はバスク地方、主にビルバオで利用されている交通系ICカードですが、サンセバスチャンの公共交通機関でも利用できます。
Barikカードの特徴
- 通常運賃に比べ、最大50%の割引
- 料金：デポジット3€＋最低チャージ額は5€。追加チャージは5€単位で最大90€。
- 1枚のカードを最大10人まで複数利用可能
スタジアム行きの鉄道、バスでもBarikカードは利用できます。
サンセバスチャンでは購入できる場所が少ないですが、バスク鉄道(Eusko Tren)のアマラ駅(Amara)で購入することが出来ます。
市街地のアマラ駅～スタジアムのあるアノエタ駅まで一般料金で支払った場合とBarikカードで支払った場合の対比表です。
| 一般 料金 | Barik カード | 2024.2～ 1年間 | |
| バス (D・Bus) | 1.85 € | 0.96 € | 0.96 € |
| 鉄道 (EuskoTren) | 1.85 € | 0.96€ | 0.48 € |
訪問した時はさらなる割引サービス期間中で、鉄道であれば通常1.85€(約300円)のところ0.48€(約80円)で利用できました。
徒歩でスタジアムへ
スタジアムは街の中心地からも近く、徒歩で往復することもできます。
旅の拠点となる新市街地区からスタジアムまで約2km徒歩30分程度です。
スタジアム周辺
スタジアム周辺は住宅地と商業地が混在したような地域です。
レストラン、バー、ファストフードなど飲食店も多く、早めに到着してスタジアム周辺で食事を楽しむことも出来きます。
美食の街といわれるだけあって、観光地以外のどの飲食店もレベルが高そうでした。
レアレ・アレーナ
人気対戦カードではないせいか、チケットは試合直前でも余裕があり、バックスタンド1F席中央15列目付近の席を選択しました。
チケット価格は€45(約7,200円)
昨シーズン、CLラウンド16・PSG戦をゴール裏2F席で観戦した時のチケットが、€190(約30,000円)だったことを考えるとかなり良心的な価格です。
ELリーグフェーズ 第6節
ラレアルは、ここまで5節を終え2勝2敗1分けで36チーム中16位のプレーオフ圏内につけています。
特にELの前節で、リーグフェーズ最大のライバルであるアヤックス相手に久保選手の1ゴール1アシストでの快勝は、決勝ラウンド進出に向けて価値ある1勝をでした。
対戦相手のウクライナ強豪ディナモ・キーウは5節を終え唯一の勝ち点0で、最下位36位と苦戦をしています。
ラレアルvsキーウ
ラレアルは公式戦4連勝中で、ラ・リーガの順位も6位に上げチームの調子は上向き傾向です。
先制はホームチーム
序盤からラレアルのペースが続き、前半17分にオヤルサバルがPKを決め、ラレアルが先制。
そのすぐ後、前半24分に久保選手のアシストからベッカーのゴールで2点差に広げます。
久保選手は今季公式戦で4得点2アシストとします。
ポズナンダンス
ゴールが決まるたび、ピッチに背を向けて飛び跳ねるポズナンダンスが始まります。
久保選手の影響で現地では日本人観光客に対してかなり好意的で、ゴールの度にポズナンダンスの輪の中に率いられていました。
前半3点目
前半で3点差となり、試合が決定的なものとなったため、主力のメンデス、オヤルサバル、久保選手は早めにベンチに退きました。
この勝利でラレアルはストレートインの8位と勝ち点差1の12位まで浮上。キーウはリーグフェーズでの敗退が決定しました。
